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J-GLOBAL ID:202002228025969186   整理番号:20A2087606

タクロリムスはITPマウスモデルにおける血小板減少症を改善する【JST・京大機械翻訳】

Tacrolimus ameliorates thrombocytopenia in an ITP mouse model
著者 (36件):
資料名:
巻: 99  号: 10  ページ: 2315-2322  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4037A  ISSN: 0939-5555  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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免疫血小板減少症(ITP)は,免疫細胞が仲介する血小板クリアランスから生じる,より低い血小板数により特徴づけられる自己免疫性疾患である。タクロリムスはT細胞活性化を選択的に阻害する免疫抑制剤である。タクロリムスがITPにおいて役割を果たすかどうかは不明である。本研究は,マウスにおけるITPに対するタクロリムスの効果を調べることを目的とした。ITPマウスモデルを,ラット抗マウスインテグリンGPIIb/CD41免疫グロブリンの注射によって確立し,タクロリムスで治療し,続いて末梢血単核細胞と血漿を分離した。T-bet,GATA3,およびFoxp3のmRNA発現をRT-PCRで測定し,血漿中のIFN-γ,IL-12p70,IL-4,IL-13,およびTGF-βの濃度をELISAで測定した。タクロリムスは,ITPマウスモデルで抗血小板抗体が仲介する血小板クリアランスを阻害した。一方,タクロリムス処理ITPマウスは,ITPマウスと比較して,T-betのmRNA発現およびIFN-γおよびIL-12p70の血漿レベルの有意な減少を示したが,正常マウスと比較して差は無かった。さらに,GATA3,Foxp3,およびIL-4とTGF-βの血漿レベルの発現は,正常マウス(TGF-βを除く)と有意差なしで,タクロリムス処理ITPマウスにおいて上方制御された。タクロリムスは,おそらくT細胞分化の調節を介し,ITPマウスで抗血小板抗体が仲介する血小板減少を阻害し,これはITPを防止する新しい方法になることを示す。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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血液の基礎医学 
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