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J-GLOBAL ID：202002228191963458   整理番号：20A1085327

ケージ型ヘキサキス(スピロボラート)の調製【JST・京大機械翻訳】

Preparation of cage-shaped hexakis(spiroborate)s

著者 (6件)： Danjo Hiroshi (Department of Chemistry, Konan University, 8-9-1 Okamoto, Higashinada, Kobe 658-8501, Japan. [e-mail]) ,  Masuda Yuhki ,  Kidena Yuki ,  Kawahata Masatoshi ,  Ohara Kazuaki ,  Yamaguchi Kentaro
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 18  号： 19  ページ： 3717-3723  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究において,様々なタイプのプリズム状かご形分子容器を調製し,それらのゲスト包接特性に関して評価した。基本的に,これらの分子ケージの大部分はカチオン性または電子欠乏性を有し,主に電子豊富な芳香族ゲストに対して強い親和性を示す。一方,種々の構造と機能を持つカチオン性多環芳香族ゲストを認識することが期待されるアニオン性プリズム状ケージに関する報告はない。本論文では,N,N-ジメチルホルムアミド中でのフェニレンまたはビフェニレンビス(ジヒドロキシナフタレン), ヘキサヒドロキシトリフェニレンとホウ酸の反応により達成されたヘキサキス(スピロホウ酸)型分子ケージの調製について報告する。それらの三角形のプリズム状中空構造をX線結晶学的解析により確認し,フェニレン-及びフェニレン-橋かけスピロホウ酸塩ケージの両方が対応するサイズの内部空洞を有することを見出した。また,空洞内に位置するテトラ(n-ブチルアンモニウム)カチオンと2つの隣接するスピロホウ酸塩ケージの間に,一次元柱状配列が形成されることが明らかになった。トリス(ピリジニウム)トリアジンをトリカチオン性芳香族ゲストとして用いて,スピロホウ酸塩ケージの分子認識挙動を評価した。1H NMR測定により,1当量のゲストがケージに添加されると,1:1のホスト-ゲスト錯体が形成されるが,2当量のゲストの添加により無限の一次元芳香族スタックが構築されることが示唆された。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： プリズム ,  陽子磁気共鳴 ,  *ホウ酸 ,  ホウ酸塩 ,  カチオン ,  一次元 ,  親和性 ,  分子認識 ,  X線結晶学 ,  フェニレン基 ,  ホスト-ゲスト錯体 ,  *かご ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： *ケージ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： ジメチルホルムアミド

タイトルに関連する用語 (3件)： ケージ ,  ヘキサキス ,  調製