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J-GLOBAL ID:202002228232433862   整理番号:20A0476115

エキソソーム封入miRNAはマクロファージのM2分極を増強することにより結腸直腸癌のCXCL12/CXCR4誘導肝転移に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Exosome-encapsulated miRNAs contribute to CXCL12/CXCR4-induced liver metastasis of colorectal cancer by enhancing M2 polarization of macrophages
著者 (9件):
資料名:
巻: 474  ページ: 36-52  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍関連マクロファージ(TAM)は癌転移に関連する重要な免疫細胞である。しかしながら,TAMsが,結腸直腸癌(CRC)のCXCL12/CXCR4誘導肝転移の仲介において主要な役割を果たすかどうかは,調査されていない。ここでは,浸潤前に浸潤したCD206+TAMsが,臨床標本におけるCRCのCXCR4発現および肝転移と相関することを見出した。CXCL12/CXCR4軸の活性化によりCRC細胞においてアップレギュレートされたいくつかのmiRNA(miR-25-3p,miR-130b-3p,miR-425-5p)はエキソソームを介してマクロファージに伝達された。これらのエキソソームmiRNAはPI3K/Aktシグナル伝達経路の活性化を介してPTENを調節することによりマクロファージのM2分極を誘導した。次に,M2分極マクロファージは上皮間葉移行(EMT)を増強し,血管内皮成長因子(VEGF)を分泌することにより癌転移を促進した。これらのmiRNAまたはエキソソームで処理したマクロファージとCRC細胞の共培養は,in vitroおよびin vivoの両方でそれらの転移能を増強した。臨床的に,エキソソームmiR-25-3p,miR-130b-3pおよびmiR-425-5pの血清レベルは,CRCの進行および転移と相関していた。結論として,これらの結果は,CXCR4過剰発現癌細胞とTAM間のクロストークの仲介におけるエキソソームmiRNAの重要な役割を明らかにし,CRCの肝転移を回避するための潜在的治療標的を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学 

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