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J-GLOBAL ID:202002228409553899   整理番号:20A0995425

フェライトとナノメータサイズの析出物からなる超高強度鋼板の変形の際の水素チャージによって誘起される水素脆性

Hydrogen Embrittlement Induced by Hydrogen Charging during Deformation of Ultra-high Strength Steel Sheet Consisting of Ferrite and Nanometer-sized Precipitates
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資料名:
巻: 59  号: 12  ページ: 2327-2333(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フェライトとナノメータサイズの析出物からなる超高強度鋼板の水素脆性挙動を引張試験と保持引張荷重試験によって調べた。本フェライト鋼の吸収水素の量は通常のマルテンサイト鋼のそれよりも顕著に大きい。水素熱脱着分析が,大量の拡散可能な水素が存在しナノメータサイズの析出物は水素の捕獲サイトとして演ずることを示している。水素チャージの飽和量の後に空気中での引張試験において破壊歪は僅かに低下した。しかしながら,水素チャージの際の引張試験においては,破壊歪は少量の吸収水素にかかわらず顕著に低下し,破面の形態は特異な脆性モードを呈する。予歪において,水素の飽和量は2倍以上で引張特性はさらに劣化する。水素チャージの際の保持引張荷重試験において,高い負荷荷重の下でさえも遅れ破壊は生じない。応力緩和に及ぼす水素チャージの効果は観察されない。本研究の結果は水素量の増大は引張特性の劣化を増大させるが,水素量はフェライト鋼の水素脆性の指標に必要は無いことを暗示している。水素と変形の間の動的な相互作用,特に,水素チャージの際の連続相互作用は水素脆性に重要な役割を演ずる。(翻訳著者抄録)
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金属材料 

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