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J-GLOBAL ID:202002228655431368   整理番号:20A1088126

マハレ山脈国立公園におけるチンパンジー(Pan troglodytes)の狩猟標的の経時的変化:1980年代におけるアカコロブス(Piliocolobus rufomitratus)を集中的に狩猟した方法と理由

Longitudinal changes in the targets of chimpanzee (Pan troglodytes) hunts at Mahale Mountains National Park: how and why did they begin to intensively hunt red colobus (Piliocolobus rufomitratus) in the 1980s?
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 391-401  発行年: 2020年05月 
JST資料番号: X0725A  ISSN: 0032-8332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マハレ山脈国立公園におけるチンパンジーの狩猟活動は46年の観察期間にわたって大きく変化し,小さな有蹄類や霊長類の散発的な狩猟から,捕獲や追跡を経て,(Piliocolobus rufomitratus)の特殊な狩猟習慣に移行した。1980年代前半までに,次の段階を通して新しい狩猟習慣が,(1)成熟した/思春期のオスによる単一個体の殺害,(2)成熟した/思春期のオスによる複数の殺害,(3)成熟したメスの複数および単一個体殺害への参加,(4)複数殺害の頻度の増加および殺害へのメスの参加というように移行した。観察期間を通して,アカコロブスは最も頻繁に狩猟された種であり,すべての狩猟の71.0%,すべての殺害の68.1%,および消費された被食者の70.3%を占めた。成人/青年期のメスのチンパンジーは,全殺害の23.1%と赤いコロブスの殺害の20.4%を占め,どちらも他の地域で報告されている割合よりも高かった。これらの変化に対するいくつか説明は,(1)チンパンジーが人間の観察者に慣れたことなど観察条件の改善,(2)森林や動物相の回復などの環境変化,特に赤いコロブスの個体数の増加,(3)観察方法の変更,(4)新しい発明または(5)Mimikire(M)グループのチンパンジーによる再発明,(6)Mグループとカジャバラ(K)グループ間のグループ間関係の変化などが考えられる。Copyright Japan Monkey Centre and Springer Japan KK, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物生態学一般 

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