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J-GLOBAL ID:202002228780060460   整理番号:20A0192229

合成フラバノン6-メトキシ-2-(ナフタレン-1-イル)クロマン-4-オンはヒトU-937白血病細胞におけるMAPK経路のアポトーシスと活性化を誘導する【JST・京大機械翻訳】

The synthetic flavanone 6-methoxy-2-(naphthalen-1-yl)chroman-4-one induces apoptosis and activation of the MAPK pathway in human U-937 leukaemia cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 94  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0823A  ISSN: 0045-2068  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナフタレン環を含む合成フラボノイドは潜在的な細胞毒性化合物として注目されている。ここでは,10のカルコンとそれらの対応するフラバノンを合成し,ヒト腫瘍細胞系U-937に対するそれらの抗増殖活性を評価した。この一連のカルコン誘導体はナフタレン環の存在により特性化され,これは1-フェニル-2-プロペン-1-オン骨格のβ炭素に対して不斉に保持され,結合された。これらのカルコン誘導体とそれらの対応する環状化合物の構造-活性相関を,種々の置換基(メチル,メトキシ,ベンジルオキシ,塩素)の導入,またはA環上のメトキシまたはベンジルオキシ基の位置の変化によって研究した。結果は,A環の5′位にメトキシ基を含有するカルコンとその対応するフラバノン[6-メトキシ-2-(ナフタレン-1-イル)クロマン-4-オンが,U-937細胞に対して,それぞれ2.8±0.2および1.3±0.2μMのIC50値で,最も細胞毒性化合物であることを明らかにした。この合成フラバノンはU-937細胞において抗腫瘍性エトポシドとして細胞毒性を示し,HL-60,MOLT-3及びNALM-6を含むヒト白血病細胞系に対して強い細胞毒性を示した。ヒト末梢血単核細胞は,フラバノンの細胞毒性効果に対して白血病細胞より耐性が高かった。この化合物によるU-937細胞の処理は,G_2-M細胞周期停止,サブ-G_1比およびアネキシン-V陽性細胞の増加,ミトコンドリアチトクロームc放出,カスパーゼ活性化およびポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ処理を誘導した。このフラボノイドにより誘発されたアポトーシス誘導は,抗アポトーシス蛋白質Bcl-2の過剰発現により遮断された。このフラバノンは,p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ,細胞外シグナル調節キナーゼ及びc-jun N末端キナーゼ/ストレス活性化蛋白質キナーゼ(JNK/SAPK)のリン酸化を異なる速度論の後に誘導する。さらに,細胞死はマイトジェン活性化細胞外キナーゼ及びJNK/SAPKの阻害により減弱し,活性酸素種生成に依存しなかった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素一般 

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