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J-GLOBAL ID：202002228921011236   整理番号：20A0210301

ユビキチン系によるインフラマソームの制御【JST・京大機械翻訳】

Control of the inflammasome by the ubiquitin system

著者 (1件)： Lopez-Castejon Gloria (Division of Infection, Immunity and Respiratory Medicine, Faculty of Biology, Medicine and Health, Lydia Becker Institute of Immunology and Inflammation, Manchester Collaborative Centre for Inflammation Research, Manchester Academic Health Science Centre, University of Manchester, UK)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 287  号： 1  ページ： 11-26  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症は危険に対する身体の反応である。危険に遭遇する最初の免疫細胞型の1つはマクロファージである。マクロファージは細胞外ATPまたは細菌毒素のような危険シグナルを感知し,組織損傷または感染から誘導され,炎症性物質と呼ばれる細胞内分子複合体の活性化を開始する。inflamマソームは,サイトゾルパターン認識受容体,アダプター分子ASC(CARDを含むアポトーシス関連スペックル様蛋白質)およびプロテアーゼカスパーゼ-1から成る。複合体の集合は,サイトカインインターロイキン(IL)-1βおよびIL-18のプロセシングおよび放出を誘発するカスパーゼ-1の切断および活性化と,最終的にはピロトーシスの過程を介して細胞死を誘導する。危険性に対して適切に感覚し,応答する能力は,免疫ホメオスタシスを維持するために重要である。inflamマソームの調節不全は,アルツハイマー病,COPDおよび代謝疾患のような老化集団において一般的な慢性疾患の進行に寄与する。したがって,炎症反応の活性化とinflamマソーム活性化は密接に調節されていることが重要である。ユビキチン化のような翻訳後修飾(PTMs)は,inflamマソーム集合の重要な調節因子として最近出現した。しかし,PTMsがinflamマソームを調節する機構はまだ理解されていない。本レビューでは,ユビキチンシステムがどのようにinflamマソーム活性化を制御し,この研究領域が出穂期であるかについて,今日までの知識を要約することを目的とした。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌毒素 ,  アポトーシス ,  マクロファージ ,  Alzheimer病 ,  *ユビキチン ,  サイトゾル ,  炎症 ,  代謝性疾患 ,  インターロイキン ,  老化 ,  複合体 ,  カスパーゼ ,  ユビキチン化 ,  ホメオスタシス ,  翻訳後修飾

著者キーワード (9件)： カスパーゼ-1 ,  脱ユビキチン化酵素 ,  E3酵素 ,  インフラマソーム ,  炎症 ,  インターロイキン-1 ,  NLRP3 ,  翻訳後修飾 ,  ユビキチン

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： ユビキチン ,  インフラマソーム