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J-GLOBAL ID：202002228924031665   整理番号：20A0946179

ミヤマオダマキの茎伸長と花芽形成は低温により促進される

Low temperature effects on stem elongation and flowering of Aquilegia flabellata

著者 (2件)： 中川繭 (石巻専修大 理工) ,  八巻皓仁 (石巻専修大 理工)
資料名： 石巻専修大学研究紀要(Web)  (Bulletin of Ishinomaki Senshu University (Web))
号： 31  ページ： 17-22 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： U0389A  ISSN： 0915-8715  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ミヤマオダマキ(園芸系統)と野生系統のそれ(自生系統)との大きな違いである草丈と開花までの期間の差異が,育種過程での遺伝的要因か生育環境によるものなのかについて検討。
・低温処理による花芽形成の誘導と両系統の草丈の比較検討を実施。
・その結果,自生株は低温処理により花熟しにくいため開花までの期間が長くなり,園芸系統は低温処理によって開花が早くなったのは花芽形成を促進する経路があることが示唆。
・草丈に関しては両系統に有意差が無いことから遺伝的背景に違いがあるとは考えられず,生育環境の影響を強く受けている可能性が示唆。

シソーラス用語： *キンポウゲ科 ,  高さ ,  開花 ,  *遺伝 ,  生息環境 ,  処理 ,  *環境影響 ,  花芽形成 ,  植物成長
準シソーラス用語： オダマキ属 ,  *ミヤマオダマキ ,  遺伝的背景 ,  草丈 ,  低温処理

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 茎 ,  花芽形成 ,  低温 ,  促進