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J-GLOBAL ID:202002229084438003   整理番号:20A0525407

黄土とその主粘土鉱物における結合水の分類と物理的特性【JST・京大機械翻訳】

Classification and physical characteristics of bound water in loess and its main clay minerals
著者 (7件):
資料名:
巻: 265  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0120A  ISSN: 0013-7952  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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黄土粒子の表面上の結合水の存在は黄土の物理的,化学的および工学的性質に大きな影響を及ぼし,黄土地域における地質工学的工学および地球災害予防に重要である。しかし,現在まで,黄土における結合水の分布と特性についてはほとんど知られていない。本研究において,熱重量分析(TGA),等温吸着実験(IAE)およびピクノメータ法を採用して,Malan黄土(ML)およびその主要鉱物(モンモリロナイト,MT;およびイライト,IL)における結合水の含有量,タイプおよび物理的特性を測定した。結果は,MTとILがそれぞれ結合水の最高と最低体積を吸収し,MLに対する結果が中間にあることを示した。TGAの間,MT,ILおよびML上の強固に結合した水(TBW)は,それぞれ293°C,295°Cおよび235°Cで完全に除去されたが,緩く結合した水(LBW)除去のための対応温度は,それぞれ164°C,138°Cおよび140°Cであった。IAEの結果は,TBWの形成条件が,MTに対して相対湿度(RH)<69%,ILとMLに対してRH<58%,LBWに対してRH>69%,ILとMLに対してRH>58%であることを示した。TGAとIAEによって得られた結合水の総量はほとんど同じであったが,2つの方法によって得られたLBWとTBWの量は,異なる機構と実験プロセスによって引き起こされたわずかに異なった。MT,ILおよびML上の結合水の密度は,それぞれ1.41~1.19g/cm3,1.34~1.17g/cm3および1.39~1.14g/cm3の範囲であり,それは自由水のそれよりはるかに高かった。測定された比表面積と組み合わせて,MT,ILおよびML上の結合水の最大厚さは,それぞれ10.65Å,2.14Åおよび5.25Åと計算され,結合水がそれぞれ多層,単層および二重層吸着であることを示した。結合水の特性は自由水のそれらと明らかに異なり,土壌粒子表面に吸収された結合水の含有量と厚さは異なる鉱物と黄土に対して全体として全く異なっていた。本研究で用いた方法は,土壌水和機構の解明と説明に役立つ。それはまた,黄土とその関連鉱物の物理的および工学的性質を理解するために価値がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  ,  斜面安定,掘削変形 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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