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J-GLOBAL ID：202002229378526030   整理番号：20A0663909

クォークグルオンプラズマにおける重いクォーク対の量子Brown運動【JST・京大機械翻訳】

Quantum Brownian motion of a heavy quark pair in the quark-gluon plasma

著者 (4件)： Miura Takahiro (Department of Physics, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-0043, Japan) ,  Akamatsu Yukinao (Department of Physics, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-0043, Japan) ,  Asakawa Masayuki (Department of Physics, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-0043, Japan) ,  Rothkopf Alexander (Faculty of Science and Technology, University of Stavanger, 4036 Stavanger, Norway)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 101  号： 3  ページ： 034011  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,開放量子系アプローチに基づいてクォーク-グルオンプラズマ(QGP)における重いクォークの実時間発展を研究した。特に,量子散逸が時間とともにクォーク状態の相対運動の動力学にどのように影響するかを明らかにした。この目的のために,量子場理論から系統的に導いたLindblad演算子から出発して,媒質中のクォークの相対運動に対する新しい非平衡マスタ方程式を示した。対応する動力学を実行するために,よく確立された量子状態拡散法を展開した。次に,完全な量子発展が確率的非線形Schroedinger方程式の形でどのようにキャストできるかを明らかにした。これは,初めて,非線形Schroedinger方程式に基づく量子色力学から現象論モデルへの直接リンクを提供する。一次元における原理シミュレーションの証明により,散逸効果により,静止状態におけるクォークにおける成分クォークの相対運動が可能になることを示した。散逸は,相対論的重イオン衝突におけるQGP寿命内の初期時間において既に関連していることが分かった。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 場の量子論 ,  非平衡状態 ,  媒質 ,  量子色力学 ,  シミュレーション ,  相対運動 ,  *Brown運動 ,  *重いクォーク ,  一次元 ,  *クォーク ,  *クォークグルオンプラズマ ,  非線形Schroedinger方程式 ,  マスタ方程式
準シソーラス用語： 相対論的重イオン衝突 ,  量子状態 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： クォークグルオンプラズマ ,  重いクォーク ,  量子 ,  Brown運動