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J-GLOBAL ID:202002229536234117   整理番号:20A1431214

その場WAXSによる等温過程におけるε-カプロラクタムのアニオン重合とポリアミド6の結晶化の同時研究

Simultaneous study of anionic polymerization of ε-caprolactam and crystallization of polyamide 6 in an isothermal process by in situ WAXS
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 199-206  発行年: 2020年02月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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その場広角X線散乱(WAXS),温度測定およびリアルタイム可視化の組合せを用いたアニオン重合によるポリアミド6(PA6)の重合と結晶化を直接観察した。その場WAXSにより,PA6の重合と結晶化を区別した。発熱重合と結晶化により生成したピーク温度を温度測定中に同定した。目視観察結果はWAXSスペクトル変化と一致した。WAXSの結果により,成形過程は,(1)重合誘起,(2)重合,および(3)結晶化の3段階からなることが判明した。各成形温度での重合速度,結晶化速度,および結晶度を比較した。127°C以下の温度では,重合と結晶化の両方が遅くなった。重合は166°Cを超える温度で速かったが,PA6はゲル化し,結晶化速度と結晶度は低かった。対照的に,重合は139,148,および155°Cで速く,結晶化は139°Cより148および155°Cで速かった。したがって,PA6の全成形時間は,外の温度より148および155°Cで短かった。PA6の結晶度は,分子量の増加に起因して温度の上昇に伴い減少した。生産性が高く,性質が優れているPA6を得るために,148~155°Cの成形温度が適していると結論づけた。アニオン重合によるポリアミド6(PA6)の重合および結晶化を,その場広角X線散乱(WAXS),温度測定,および119~182°Cでのリアルタイム可視化の組合せを用いて観察した。その場WAXSにより,PA6の重合と結晶化を区別した。WAXSの結果により,重合は139~155°Cで速く,結晶化は148~155°Cで速いことが判明した。PA6の結晶度は温度の上昇に伴い減少した。性質が優れたPA6の高生産性のためには,148~155°Cの成形温度が適していると結論づけた。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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単独重合  ,  物理的性質一般 
物質索引 (1件):
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