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J-GLOBAL ID:202002229596363928   整理番号:20A1123645

ラットにおけるP-gp阻害剤,エラクリダールによる共通基質の腸管吸収におけるP糖蛋白質(P-gp)媒介流出の役割の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of the Role of P-glycoprotein (P-gp)-Mediated Efflux in the Intestinal Absorption of Common Substrates with Elacridar, a P-gp Inhibitor, in Rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 385-392  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0633A  ISSN: 0378-7966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景および目的:P糖蛋白質(P-gp)は,in situでベラパミル,ジルチアゼム,タクロリムス,コルヒチンおよびインジナビルの腸吸収に関与することが以前に示されている。しかしながら,in vivoでのその寄与は不明である。本研究は,チトクロームP450(CYP)3AからのP-gpの寄与を区別するために,その阻害剤としてエルクリridを用いたP-gpのin vivo関与を評価することを目的とした。【方法】フェキソフェナジン(5mg/kg)とブスピロン(1mg/kg)を,それぞれP-gpとCYP3Aのプローブ基質として用いた。各二重基質(1または2mg/kg)を,エルクリダール前処理(3mg/kg)後にラットに経口投与した。さらに,ベラパミル,ジルチアゼムまたはタクロリムスをフェキソフェナジンと経口的に共投与した。【結果】:エルクリダールは,経口フェキソフェナジンの血漿中濃度-時間曲線(AUC_0-t)の下の面積を8.6倍に劇的に増加させた。しかしながら,それは経口ブスピロンのAUC_0-tに影響しなかった。したがって,エラクリridはCYP3Aに影響することなくP-gpを阻害した。経口ベラパミル,ジルチアゼムおよびタクロリムスの吸収は,エラクリダール前処理によって影響されず,フェキソフェナジンのAUC_0-tの増加は,各基質と共投与されたとき,約3倍であった。elacridarの最小効果はP-gpの制限された寄与に起因したが,輸送体に対するそれらの自己阻害には寄与しなかった。逆に,elacridarはコルヒチン(5.3倍)とインジナビル(2.0倍)のAUC_0-tを有意に増加させ,P-gpがそれらの吸収に寄与することを示した。結論:エルクリridは,ラットにおけるCYP3Aから薬物の吸収へのP-gpの寄与を区別するのに有用である。P-gpのin vivo寄与は,ほぼ1.0の吸収率により,高透過性化合物に対して最小であった。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 
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