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J-GLOBAL ID：202002229749876898   整理番号：20A0272719

セロトニン作動性調節の変化は自閉症の15q11-13重複マウスモデルの前頭前野皮質におけるニューロン回路のシナプス不均衡に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Change in serotonergic modulation contributes to the synaptic imbalance of neuronal circuit at the prefrontal cortex in the 15q11-13 duplication mouse model of autism

著者 (3件)： Saitow Fumihito (Department of Pharmacology, Nippon Medical School, Tokyo, 113-8602, Japan) ,  Takumi Toru (RIKEN Center for Brain Science, Wako, Saitama, 351-0198, Japan) ,  Suzuki Hidenori (Department of Pharmacology, Nippon Medical School, Tokyo, 113-8602, Japan)
資料名： Neuropharmacology  (Neuropharmacology)
巻： 165  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0537A  ISSN： 0028-3908  CODEN： NEPHBW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前頭前野(PFC)は,社会性と感情に関連する実行可能で他のより高い脳機能における障害を理解する試みにおいて自閉症スペクトラム障害(ASD)において広範囲に研究されている。皮質回路の興奮性/抑制性(E/I)バランスの破壊はASDの病態生理学の基礎となると考えられている。最近,15qのアップマウス(ヒト染色体15q11-13父性重複によるASDのモデル)が,抑制シナプス数の減少により体性感覚皮質の層2/3錐体ニューロンにおけるE/Iバランスの破壊を示すことを示した。しかしながら,15q dupマウスのPFCにおけるE/Iバランスにおける病理学的異常があるかどうかは不明のままである。この研究において,15qのupは,E/Iバランスを興奮状態にシフトさせることにより,層5錐体ニューロンへのグルタミン酸シナプスの活性誘導LTPを促進することを見出した。これはGABA作動性高速スパイク介在ニューロン(FSINS)へのシナプスグルタミン酸作動性及びGABA作動性入力の差と関連した。更に,FSIN興奮性は,PFCマイクロ回路における5-HT_2受容体の構成的活性化により,良く調節され,調節されることを見出した。これらの結果はPFCにおける最適E/Iバランスの維持の基礎となる細胞機構への新しい洞察を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 興奮 ,  *シナプス ,  受容体 ,  *自閉症 ,  病態生理 ,  錐体細胞 ,  *皮質 ,  *ニューロン ,  *前頭前野 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  アミノ酸 ,  ジカルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 介在ニューロン ,  自閉症スペクトラム障害 ,  *マウスモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 自閉症 ,  前頭前野 ,  シナプス ,  E/Iバランス ,  セロトニン ,  介在ニューロン ,  5-HT2受容体

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (3件)： GABA ,  グルタミン酸 ,  セロトニン

タイトルに関連する用語 (8件)： セロトニン ,  調節 ,  自閉症 ,  マウスモデル ,  前頭前野皮質 ,  ニューロン ,  シナプス ,  均衡