文献

J-GLOBAL ID：202002229751415710   整理番号：20A1096772

ダイカスト生産の高度化をけん引する最新技術 延性ダイカストの製造技術

著者 (1件)： 森中真行 (MRDC)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 35  号： 6  ページ： 023-028  発行年： 2020年06月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,今後の自動車の軽量化においても,必ず越えなければならない壁である延性ダイカストについて解説。
・延性ダイカストが求められる背景として,Al-Si系合金ダイカストは脆性で,延性や強度を必要な自動車ボディには使用できず,更なる軽量化には鋳鉄→アルミニウム→延性ダイカストが必要と説明。
・延性ダイカストの原理として,脆性の原因となる共晶Si相の板状から棒状への形態遷移メカニズム,および皮膜状酸化物の混入メカニズムの解明とその予防策について記述。
・延性ダイカストを得るのに重要な他の技術要素として,溶解炉,ラドリング技術,初期凝固層が考慮されたTACプロセス,および鋳造品の炉前分析について言及。

シソーラス用語： 自動車 ,  軽量化 ,  *アルミニウム合金 ,  亜共晶合金 ,  脆性 ,  *延性 ,  *ダイカスト ,  自動車車体構造 ,  ケイ素含有合金 ,  酸化膜 ,  結晶形態 ,  金属組織 ,  その場観察
準シソーラス用語： Al-Si合金 ,  共晶Si相 ,  棒状晶

分類 (2件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q) ,  自動車材料  (QG03080N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイカスト ,  高度化 ,  けん引 ,  延性 ,  製造技術