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J-GLOBAL ID：202002229866585561   整理番号：20A2157457

共有地理的歴史と分散は,地域および全球規模での端脚類とそれらの微胞子虫寄生生物間の合同系統発生に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Shared geographic histories and dispersal contribute to congruent phylogenies between amphipods and their microsporidian parasites at regional and global scales

著者 (3件)： Park Eunji (Department of Zoology, University of Otago, Dunedin, New Zealand) ,  Jorge Fatima (Department of Zoology, University of Otago, Dunedin, New Zealand) ,  Poulin Robert (Department of Zoology, University of Otago, Dunedin, New Zealand)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 29  号： 17  ページ： 3330-3345  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分散の宿主に強く依存する寄生虫において,宿主に作用する地理的障壁は,同時に寄生虫分布に影響する。もしそれらの会合がマクロ進化時間にわたって持続するならば,それは共有された地理的歴史のため,一致系統発生と系統地理学的パターンをもたらす。ここでは,限られた分散能を有する宿主に感染する高度に特殊化した寄生虫分類群の地域および地球規模での一致進化史のレベルを検討した:ミクロ胞子虫Dictyocoela spp.およびそれらの端脚宿主。Dictyocoelaは垂直および水平に伝達され,ユーラシアの端脚類に発生する最も一般的な微胞子虫属である。しかし,その分布については殆ど知られていない。ニュージーランドの流行性端脚類種における微小胞子虫寄生虫を検出する分子スクリーニングを始めた。系統発生分析に基づいて,Dictyocoelaに属する6種を含む9種レベルのミクロ胞子虫分類群を同定した。地域規模での距離ベース共系統学的解析により,Paracalliope,最も一般的なニュージーランド淡水端脚類分類群,およびそれらのDictyocoela寄生虫間の全体的一致系統を同定した。また,宿主と寄生虫は類似の系統地理学的パターンを示し,共有生物地理学的歴史を示唆した。同様に,地球規模で,端脚類宿主とそれらのDictyocoela寄生虫の系統発生は,広く調和した系統発生を示した。観察されたパターンは,共食および/または共分散から生じ,端脚類およびDictyocoela間の密接な会合が,マクロ進化時間にわたって持続する可能性があることを示唆した。共有生物地理学的歴史は,マクロ進化スケールでの宿主と寄生虫の多様化において役割を果たすことができることを強調した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 寄生虫 ,  *胞子虫類 ,  ニュージーランド ,  共分散 ,  *系統発生 ,  地理学 ,  寄生生物 ,  *端脚類 ,  多様化 ,  スクリーニング
準シソーラス用語： 系統解析 ,  分類群 ,  生物地理学 ,  進化史 ,  系統学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 共多様化 ,  共系統発生 ,  系統地理学 ,  微胞子虫類 ,  垂直伝送

分類 (3件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  動物の寄生虫病  (FE02030M)

タイトルに関連する用語 (10件)： 共有 ,  地理 ,  歴史 ,  地域 ,  全球規模 ,  端脚類 ,  胞子虫 ,  寄生生物 ,  合同 ,  系統発生