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J-GLOBAL ID：202002229867854910   整理番号：20A1983683

凸包検出及び複数の簡易パス探索結果を活用したレイトレース高速化手法の一検討

A Study of Ray Trace Acceleration Method by Convex Hull Detection and Multiple Simple Path Searches

著者 (6件)： 堀端研志 (パナソニック) ,  長谷川嶺 (パナソニック) ,  守内祐三 (パナソニック) ,  佐藤浩 (パナソニック) ,  小柳芳雄 (パナソニック) ,  市川泰史 (パナソニック)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 97(AP2020 9-22)  ページ： 9-14 (WEB ONLY)  発行年： 2020年07月08日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レイトレース法は近年解析が活発な屋内環境や屋外極小セルにおいて一層の活用が期待されており,リアルタイムレイトレーシングや動く物体への適用,ビームフォーミングを伴う高い周波数帯(802.11ad[3],5G[4])での活用など,利用シーンを広げるためにさらなる計算量の削減が求められている.本稿では,解析エリア内を一定サイズに区切ったメッシュ毎の受信電力平均値を高速に算出する手法として,簡略化した構造物かつ回折回数を抑えたレイトレース計算を複数回実施し,得られた計算サンプルから補間処理により受信電力を内挿する手法を検討した.検討の結果,回折回数2回の計算で,回折回数3回と同等の精度を得られることがわかり,約5倍の高速化を達成できた.(著者抄録)

シソーラス用語： 移動通信 ,  市街地 ,  分割 ,  電波伝搬 ,  電力 ,  平均値 ,  *光線追跡 ,  凸包 ,  *高速アルゴリズム ,  内挿法 ,  精度
準シソーラス用語： 5G無線アクセス ,  メッシュセグメンテーション ,  受信電力 ,  推定精度

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  電波伝搬一般  (ND05010Q)

引用文献 (11件)：

• Rec.ITU-R P.1546-5, ITU-R Recommendations, P Series, ITU, Geneva (2013)
• Rec.ITU-R P.1411-8, ITU-R Recommendations, P Series, ITU, Geneva (2015)
• IEEE Std 802.11TM-2016, “https://standards.ieee.org/standard/802_11-2016.html”.
• 第5世代移動通信システムについて, “http://www.soumu.go.jp/main_content/000579865.pdf”.
• 堀端 研志, 大植 裕司, 江村 鉄平, 市川 泰史,” 工場空間における 920MHz-60GHz 無線環境シミュレーションと現場実証の取り組み,” MWE2019, no.FR3B-2,2019年11月.

タイトルに関連する用語 (8件)： 凸包 ,  簡易 ,  パス ,  探索結果 ,  活用 ,  トレース ,  高速化 ,  手法