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J-GLOBAL ID:202002229880665028   整理番号:20A0706376

水性クラスタにおける自動イオン化機構に対する溶媒和と核量子ゆらぎからの複合効果【JST・京大機械翻訳】

Combined Effects from Solvation and Nuclear Quantum Fluctuations on Autoionization Mechanisms in Aqueous Clusters
著者 (5件):
資料名:
巻: 124  号: 11  ページ: 2198-2208  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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経路積分分子動力学シミュレーションを用いて,低温条件下での[H2O]_5及び[H2O]_8クラスタにおける集団プロトン移動を含む異性化経路を調べた。自由エネルギー障壁の特性と反応物と生成物の相対的安定性に及ぼす溶媒和と核量子ゆらぎに由来する結合効果に注目した。特に,二つの異なる過程を分析した。第一の過程は環状部分に沿ったドナー-アクセプタ水素結合の交換を含むが,第二の過程は電荷分離に対応し,安定な[H_3O]+[OH]-イオン対をもたらす。第一のケースでは,量子トンネリングの明示的な組込みが古典的な自由エネルギー分布における重要な修正を導入する。得られた量子プロファイルは,O-O距離の圧縮に対応する二つの主な寄与と,光陽子の核トンネリングに起因する第二の寄与を示した。溶媒和効果は,周期構造の中程度の分極と集団モードにおける協調性の部分的損失を促進する。なお,後者の効果は,古典的トラジェクトリーに沿ったイオン対の安定化を促進するのに十分に強い。対照的に,核量子ゆらぎの明示的な組込みは,わずかに安定な電荷分離配置をもたらす。このように,後者の状態は反応性交換経路に沿った短寿命中間状態と見なすこともできた。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶液論一般  ,  分子化合物  ,  非水溶液  ,  光化学一般 

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