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J-GLOBAL ID：202002229902876721   整理番号：20A1606229

荷重変動が及ぼす道路橋RC床版の耐疲労性の評価および実験衝撃係数に関する研究

STUDY ON EVALUATION OF FATIGUE RESISTANCE AND THE EXPERIMENTAL IMPACT COEFFICIENT OF RC SLAB OF HIGHWAY BRIDGES BY LOAD FLUCTUATION

著者 (3件)： 木内彬喬 (日本大学 大学院生産工学研究科土木工学専攻(〒275-8575千葉県習志野市泉町1-2-1)) ,  阿部忠 (日本大学 大学院生産工学研究科(〒275-8575千葉県習志野市泉町1-2-1)) ,  澤野利章 (日本大学 生産工学部土木工学科(〒275-8575千葉県習志野市泉町1-2-1))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 73  号： 1  ページ： 295-302(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,伸縮継手を通過する際に発生する荷重変動がRC床版に及ぼす衝撃係数に関する実験研究である。実験ではRC床版に一定荷重および荷重変動による疲労実験を行い,耐疲労性および実験衝撃係数を評価した。その結果,一定荷重に対して荷重変動±20%,±30%が作用した場合,それぞれ寿命が60%,90%低下する結果が得られた。また,実験衝撃係数においても道路橋示方書・同解説に規定する衝撃係数を上回る結果が得られた。よって伸縮継手通過付近のRC床版の曲げ剛性を高め,たわみの抑制を図るか,床版に要求される疲労寿命に応じた伸縮継手の段差量以下となるように維持管理する必要があると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路橋 ,  *橋床版 ,  *コンクリートスラブ ,  鉄筋コンクリート ,  *疲れ強さ ,  疲れ寿命 ,  疲れ試験 ,  伸縮継手 ,  衝撃係数 ,  衝撃荷重 ,  輪荷重 ,  変動荷重 ,  走行試験 ,  落差 ,  維持管理 ,  移動荷重 ,  段差 ,  鉄筋コンクリート床版 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： RC床版

著者キーワード (10件)： RC床版 ,  荷重変動 ,  走行一定荷重 ,  耐疲労性 ,  実験衝撃係数 ,  RC slab ,  Load fluctuation ,  Constant running load ,  Fatigue resistance ,  Experimental impact coefficient

分類 (1件)： コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  (RC06030U)

引用文献 (11件)：

• 1) 建設省土木研究所構造研究室:橋の衝撃荷重に関する実験調査報告書(Ⅰ-1987)、土木研究所資料、No.2508(1987)
• 2) 建設省土木研究所構造研究室:橋の衝撃荷重に関する試験調査報告書(Ⅰ-1987)、土木研究所資料、No.2426(1987)
• 3) 横山功一ほか:道路橋床版の衝撃係数に関する実験、構造工学論文集、Vol.35A、pp.749-756(1989)
• 4) 日本道路公団伸縮継手改良委員会:伸縮継手調査研究(その4)報告書(1974)
• 5) 阿部忠ほか:走行振動荷重を受けるRCはり・床版の耐力および動的影響に関する実験研究、土木学会論文集、No.808/I-74、pp.33-45(2006)

タイトルに関連する用語 (8件)： 荷重変動 ,  道路橋 ,  RC床版 ,  耐疲労性 ,  評価 ,  実験 ,  衝撃係数 ,  研究