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J-GLOBAL ID:202002230044208066   整理番号:20A2193976

腫瘍低酸素は悪性黒色腫における酸化ストレス耐性に寄与するガングリオシドGM3シンターゼを調節する【JST・京大機械翻訳】

Tumor hypoxia regulates ganglioside GM3 synthase, which contributes to oxidative stress resistance in malignant melanoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 1864  号: 12  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍低酸素は血管新生,浸潤および細胞死を含む癌表現型を劇的に変化させる。ガングリオシドは,細胞膜上に遍在的に分布し,小胞体ストレス応答やアポトーシスのような多くの生物学的過程に関与するシアル酸含有スフィンゴ糖脂質である。この研究では,低酸素条件下,哺乳類細胞膜上の脂質ラフトと会合する,スフィンゴ糖脂質の調節と機能を検討した。B16F10黒色腫細胞を化学的低酸素と低pO_2条件にかけ,GM3シンターゼの発現に対する低酸素の影響について解析した。酸化ストレスに対する細胞抵抗をGM3S-KO B16F10細胞で分析した。低酸素処理はガングリオシド生合成の共通基質を合成するガングリオシドGM3シンターゼ(GM3S;ST3GAL5)の発現を減少させた。低酸素誘導因子1サブユニットα(HIF-1α)のRNA干渉は低酸素誘導GM3S抑制を阻害した。加えて,GM3S欠損は,ERKのアップレギュレーションを介し酸化ストレスおよび放射線療法に対する細胞耐性を増加した。HIF-1αシグナル伝達の下流のスフィンゴ糖脂質の改変合成は,酸化ストレスに対するメラノーマ細胞の耐性を増加させた。さらに,GM3は低酸素に対する細胞適応応答に重要な役割を持つ。この研究は,腫瘍低酸素がガングリオシド合成の調節を介し治療抵抗性を調節することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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