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J-GLOBAL ID：202002230148856928   整理番号：20A1021884

複雑な植物葉マトリックス中の多環芳香族炭化水素分析のためのガスクロマトグラフィーと質量分析を組み合わせた無痕跡クリーンアップ法【JST・京大機械翻訳】

A traceless clean-up method coupled with gas chromatography and mass spectrometry for analyzing polycyclic aromatic hydrocarbons in complex plant leaf matrices

著者 (9件)： Jin Xiangzi (Department of Chemistry, Key Laboratory of Biological Resources of Changbai Mountain & Functional Molecules (Yanbian University), Ministry of Education, Park Road 977, Yanji City, Jilin Province 133002, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Kaw Han Yeong ,  Li Huijie ,  Zhao Wang ,  Zhao Jinhua ,  Piao Xiangfan ,  Li Donghao ,  Jin Dongri ,  He Miao
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 145  号： 9  ページ： 3266-3273  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,植物の葉における多環芳香族炭化水素(PAHs)の定量のための試料抽出物を精製するために,固相抽出(SPE)とガスパージ-マイクロシリンジ抽出(GP-MSE)を組み合わせることによる無痕跡クリーンアップ法を開発した。SPEは極性脂質の除去のための良好な精製性能を示したが,GP-MSE技術は効果的に揮発性の低い脂質を除去し,装置へのゼロ損傷を実現し,ピーク尾鉱を著しく改善した。超音波抽出後,組合せ2段階クリーンアップ手順は19種類の樹木葉から99%以上の脂質を除去し,樹木葉のPAHsをGC-MSにより測定した。スパイクしたヤナギ試料中のPAHsの日内(n=3)と日間(n=3)分析の相対標準偏差(RSDs)は,それぞれ,0.8%~12.1%と4.7%~15.3%の範囲であった。スパイクしたヤナギ抽出物からのPAHsの回収率は74~90%の範囲で,平均は86%であった。樹木葉におけるPAHsの方法検出限界(MDL)は,0.1~4.9ng・g(-1)乾燥重量の範囲であった。結論として,本研究における浄化法は,植物葉中のPAHsの分析を,高い精度,感度,および再現性で実現した。最も重要なことに,2段階精製法はGC-MSシステムに対する損傷を,特にカラムとイオン源に対して著しく最小化し,それは良好な性能を有する多数の試料の連続分析を確実にするのに有益である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン源 ,  *質量分析 ,  *ガスクロマトグラフィー ,  脂質 ,  尾鉱 ,  GC-MS分析 ,  連続分析 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  乾物量 ,  複合脂質 ,  検出限界 ,  *クリーンアップ法
準シソーラス用語： 抽出物 ,  超音波抽出 ,  相対標準偏差 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 植物葉 ,  マトリックス ,  多環芳香族炭化水素 ,  分析 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析 ,  痕跡 ,  クリーンアップ法