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J-GLOBAL ID：202002230295331789   整理番号：20A1093133

系統連系型マイクログリッドのマルチスケール供給運用

A Multi-Scale Supply Operation of Grid-connected Micro-Grid

著者 (8件)： 和田知佳 (大阪府立大学大学院工学研究科) ,  高山聡志 (大阪府立大学大学院工学研究科) ,  薄良彦 (大阪府立大学大学院工学研究科) ,  石亀篤司 (大阪府立大学大学院工学研究科) ,  出口和広 (ヤンマー(株)) ,  小西康太 (ヤンマー(株)) ,  石塚大介 (ヤンマー(株)) ,  田中健一 (ヤンマー(株))
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 140  号： 3  ページ： 166-175(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,マルチスケール供給運用と呼ぶ系統連系マイクログリッド(MG)用の供給管理システムの設計を紹介する。再生可能エネルギー資源を含む分散型電源装置を利用する有効な方法としてMGの概念を開発した。マルチスケール供給運用は,系統連系MGの経済効率を強化し,商業系統の長期需給バランスに寄与することを目指している。この運用システムは,最適化と制御のための三つの層から成る:長時間スケール供給計画,中時間スケール供給計画,および短時間スケール制御。特に,インバランス(すなわち,商業系統からの電力エネルギーの計画量と実際量との差)を管理し,経済効率を強化するために中時間スケール供給計画を導入する。また,短時間スケール制御における物理的制約を考慮するために,長時間スケール供給計画の定式化を導入する。本提案の設計の性能を,一組の実際のパラメータと測定した時系列データを用いたMGの数値シミュレーションにより評価する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *系統連系 ,  *マイクログリッド ,  *分散型電源 ,  *電力供給 ,  *系統計画 ,  フィードバック制御 ,  再生エネルギー ,  平衡 ,  コジェネレーション ,  シミュレーション ,  PID制御 ,  数値シミュレーション
準シソーラス用語： 需給バランス ,  CHP【発電】

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分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (42件)：

• (1) B. Lasseter: “Microgrids [distributed power generation]”, 2001 IEEE Power Engineering Society Winter Meeting. Conference, Vol. 1, pp. 146-149, Columbus, OH, USA (2001)
• (2) N. Hatziargyriou, H. Asano, R. Iravani, and C. Marnay: “Microgrids”, <i>IEEE Power & Energy Mag.,</i> Vol. 5, No. 4, pp. 78-94 (2007-7)
• (3) T. Shinji, T. Sekine, A. Akisawa, T. Kashiwagi, G. Fujita, and M. Matsubara: “Discussion on Reduction of Power Fluctuation by Distributed Generation in Micro Grid”, IEEJ Trans. PE, Vol. 126, No. 1, pp. 14-20 (2006-4) (in Japanese)
• 進士誉夫・関根剛史・秋澤 淳・柏木孝夫・藤田吾郎・松原正芳:「分散型電源によるマイクログリッド内の電力変動抑制に関する考察」, 電学論B, Vol. 126, No. 1, pp. 14-20 (2006-4)
• (4) A. Khodaei: “Provisional Microgrid Planning”, IEEE Trans. Smart Grid, Vol. 8, No. 3, pp. 1096-1104 (2017-5)

タイトルに関連する用語 (4件)： 系統連系 ,  マイクログリッド ,  マルチスケール ,  運用