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J-GLOBAL ID：202002230382803907   整理番号：20A2541435

防錆性能向上を実現するアーク溶接材料とプロセス

Welding Consumables and Processes to Improve Rust Prevention Performance

著者 (6件)： 井海和也 ((株)神戸製鋼所) ,  山崎亮太 ((株)神戸製鋼所) ,  横田泰之 ((株)神戸製鋼所) ,  田中正顕 (マツダ(株)) ,  斉藤直子 (マツダ(株)) ,  深堀貢 (マツダ(株))
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 89  号： 6  ページ： 409-415(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,電着塗装や亜鉛めっき鋼板のアーク溶接部で,防錆性能向上に十分な効果が得られない問題の解決のための,これまの取り組みを紹介。
・問題解決には,電着塗装の被覆性と密着性に有害な生成スラグを減らす必要があること,近年,溶接材料,溶接プロセスの最適化でスラグ生成を制御する塗装性能の向上技術が確立されたと説明。
・溶接ワイヤ中の硫黄の添加量の調整によりスラグの生成位置を制御するスラグ位置制御技術と,スラグ源となる溶接ワイヤ中の脱酸元素やシールドガス中の酸素成分を低減するスラグ低減技術を記述。
・コストと実用性を加味しつつ,溶接部のスラグ低減や塗装性を向上するため,新らに開発した溶接プロセスに言及。

シソーラス用語： 自動車 ,  *アーク溶接 ,  *溶接部 ,  *防食 ,  電着塗装 ,  亜鉛めっき鋼板 ,  スラグ ,  位置制御 ,  溶接材料 ,  酸素 ,  溶接ワイヤ ,  硫黄 ,  軽量化
準シソーラス用語： シールドガス ,  スラグ低減 ,  足回り部品

著者キーワード (5件)： 足回り部品 ,  スラグ低減 ,  亜鉛めっき鋼板 ,  軽量化 ,  シールドガス

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  防食  (WB03040M)

引用文献 (6件)：

• 1) 一般社団法人 自動車検査登録情報協会:統計情報, 車種別の平均使用年数推
• 2) 梅原, 鈴木, 中野:薄鋼板用アーク溶接ワイヤ「SEA-50FS」, R&D神戸製鋼技報, Vol.57, No.2, (2007) p.90-94
• 3) 鈴木, 河西 :純Arガスシールド溶接法「MX-MIGプロセス」の展開 -炭素鋼-, R&D神戸製鋼技報, Vol.63, No.1, (2013) p.60-66
• 4) 山﨑, 井海, 横田:自動車薄鋼板用溶接スラグ低減技術, R&D神戸製鋼技報, Vol.69, No.1, (2019) p.98-104
• 5) 田中, 深堀, 小川, 宮田, 鈴木:亜鉛めっき鋼板用低スラグ溶接プロセスの開発に向けた基礎検討(第2報), 溶接学会秋季全国大会講演概要, No.97, (2015) p.444

タイトルに関連する用語 (5件)： 防錆 ,  性能向上 ,  アーク ,  溶接材料 ,  プロセス