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J-GLOBAL ID：202002230416479257   整理番号：20A1085278

シアノバクテリア状態遷移の再考【JST・京大機械翻訳】

Revisiting cyanobacterial state transitions

著者 (2件)： Calzadilla Pablo I. (Universite Paris-Saclay, CNRS, CEA, Institute for Integrative Biology of the Cell (I2BC), 91198 Gif sur Yvette, France. [e-mail]) ,  Kirilovsky Diana
資料名： Photochemical & Photobiological Sciences  (Photochemical & Photobiological Sciences)
巻： 19  号： 5  ページ： 585-603  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1641A  ISSN： 1474-9092  CODEN： PPSHCB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光合成生物は光強度と品質が連続的に変化する変動環境に曝される。光化学系(PSI又はPSII)の特異的照射はエネルギー不均衡を生じ,系間電子輸送鎖の還元又は酸化をもたらす。このレドックス不均衡は,危険な反応性酸素種の形成を引き起こすことができた。植物や藻類のようなシアノバクテリアは,状態遷移と呼ばれるどちらかの反応中心のこの優先的な励起を再バランスさせる機構を開発した。状態遷移は,膜可溶性プラストキノン(PQ)プールの酸化還元状態の変化により引き起こされる。植物と緑藻において,酸化還元電位のこれらの変化はチトクロームb_6fによって感知され,それは主なPSIIアンテナ(集光複合体II)の運動を誘発する特異的キナーゼと相互作用する。対照的に,シアノバクテリア状態遷移は広く研究されているが,分子機構,PQレドックス状態センサおよび関与するシグナル伝達経路についてはまだ一致していない。本レビューでは,シアノバクテリア状態遷移に関して公表された結果を批判的に評価し,主題における「新しい」および「古い」モデルについて議論することを目的とした。この生理学的過程へのフィコビリソームと膜の寄与を検討し,そのシグナル伝達経路に関する現在の仮説を考察した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アンテナ ,  相互作用 ,  酸化還元電位 ,  光合成 ,  チトクロームb ,  *藍藻類 ,  酸化還元反応 ,  光化学系 ,  緑藻類 ,  集光 ,  フィコビリソーム ,  活性酸素
準シソーラス用語： 光強度 ,  キナーゼ ,  電子輸送 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 光合成  (EB10020I)

タイトルに関連する用語 (2件)： シアノバクテリア ,  状態遷移