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J-GLOBAL ID：202002230448518912   整理番号：20A1725699

主鎖にアゾメチン結合を有する高分子量ベンゾオキサジンの合成と熱硬化性樹脂の性質【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of high-molecular-weight benzoxazines having azomethine linkages in the main-chain and the properties of their thermosetting resins

著者 (4件)： Ohara Minori (Department of Environmental and Life Sciences, Toyohashi University of Technology, Tempaku-cho, Toyohashi, Aichi, 441-8580, Japan) ,  Yoshimoto Kanako (Department of Materials Chemistry, Faculty of Advanced Science and Technology, Ryukoku University, Oe-cho, Seta, Otsu, Shiga, 520-2194, Japan) ,  Kawauchi Takehiro (Department of Materials Chemistry, Faculty of Advanced Science and Technology, Ryukoku University, Oe-cho, Seta, Otsu, Shiga, 520-2194, Japan) ,  Takeichi Tsutomu (Department of Environmental and Life Sciences, Toyohashi University of Technology, Tempaku-cho, Toyohashi, Aichi, 441-8580, Japan)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 202  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 主鎖にアゾメチン結合を有する高分子量ベンゾオキサジンを,ジアミン,ホルムアルデヒド,およびヒドロキシベンズアルデヒドからのベンゾオキサジン含有ジアルデヒドの合成,および2)ジアルデヒドとジアミンの重合からなる2段階法により合成した。自立前駆体膜を,ガラス板上にベンゾオキサジンの溶液をキャスティングし,続いて乾燥することによって容易に得た。240°Cまでの前駆体膜の熱硬化により,褐色,透明,および強靭なポリベンゾオキサジン膜が得られた。引張試験によって靭性を確認した。ポリベンゾオキサジン膜の引張強度(s_b)と破断点伸び(e_b)は,それぞれ41-67MPaと2.2-4.9%であり,これは典型的なビスフェノールA-アニリン型ポリベンゾオキサジン,PB-a,膜(s_b=30MPaとe_b=1.1%)より高かった。高分子量ベンゾオキサジンから誘導したポリベンゾオキサジンのガラス転移温度は動的機械分析により280°C以上で,これはPB-aより約100°C高かった。ポリベンゾオキサジンはまた,熱重量分析により観察された379~391°Cの範囲の5%重量損失温度によって証明されたように高い熱安定性を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 引張試験 ,  フェノール樹脂 ,  靱性 ,  ガラス転移点 ,  熱重量分析 ,  開環重合 ,  *アゾメチン ,  引張強さ ,  前駆体 ,  *高分子量 ,  動的機械分析 ,  ジアミン ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： ポリベンゾオキサジン ,  *主鎖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ポリベンゾオキサジン ,  フェノール樹脂 ,  Schiff塩基 ,  開環重合

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 主鎖 ,  アゾメチン ,  高分子量 ,  熱硬化性樹脂 ,  性質