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J-GLOBAL ID:202002230466924618   整理番号:20A0389706

ネオアジュバント化学療法後の進行性高悪性度漿液性卵巣癌の残存疾患のゲノムプロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Genomic profiling of the residual disease of advanced high-grade serous ovarian cancer after neoadjuvant chemotherapy
著者 (12件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 1851-1861  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0267B  ISSN: 0020-7136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,マッチした前処理生検を含む,ネオアジュバント化学療法(NAC)後の進行性高悪性度漿液性卵巣癌(HGSOC)患者の残存疾患に存在するゲノム変化のスペクトルを示すことであった。2006年と2017年の間の研究期間の間,著者らは,進行したHGSOCを有する患者からプレNACとポストNAC腫瘍組織サンプルを採取した。NAC後残存腫瘍における活性化標的と経路活性化を同定するために,次世代配列決定と免疫組織化学を組み合わせた。また,残存HGSOCのポストNACプロファイリングが腫瘍の化学療法耐性成分における標的分子病変を同定するか否かを調べた。102のポストNACサンプルの間で,患者の41(40%)は,相同組換え修復(HRR)遺伝子(HRR欠損)において突然変異を持った。HRR突然変異を有する患者は,これらのHRR突然変異のない患者より,より高い腫瘍突然変異負荷(p<0.001)とPI3K-AKT-mTOR経路(p=0.004)のより高い変化を有した。それにもかかわらず,2群間で無進行生存率(p=0.662)および全生存率(OS;p=0.828)に有意差は見られなかった。ほとんどの患者(91%)は少なくとも一つの標的経路の変化を有し,細胞周期(p=0.004)とPI3K-AKT-mTORシグナル伝達(p=0.005)経路変化を有する患者はOSが劣っていた(Bonferoni補正閾値=0.0083,0.05/6)。NAC後に進行したHGSOCに残存する腫瘍細胞のゲノム景観を示した。一度検証されると,これらのデータは,NAC後の進行性HGSOC患者の転帰を改善するために,残存腫瘍の標的化におけるbiomarker駆動アジュバント研究を知らせるのを助けることができる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
女性生殖器と胎児の腫よう 

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