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J-GLOBAL ID:202002230551132893   整理番号:20A1603777

日本の電気産業が第二次世界大戦後にライセンス費用を削減した方法

How the Japanese electrical industry reduced licensing costs after World War II
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 29-44(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0460A  ISSN: 1347-4456  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本稿では,第二次世界大戦後日本の電気産業の製品開発を,ライセンスコストを削減するための戦略の観点から再調査した。戦争直後に,日本の電子機器製造業者は海外から技術を導入することにより彼ら自身の技術レベルを高めた。しかしながら,できるだけ低価格で製品を提供できるようにする企業政策に到達するための彼らの努力の中で,彼らがライセンス生産を実行するために負担できるライセンス費用の絶対量には限界があった。日本の電子機器製造業者は,多くの場合,ライセンス料を相殺し,コストダウンを維持するために,彼ら自身の特許に基づくクロスライセンスに従事した。ライセンスコストをさらに制御するために,製造業者はすでに手元にあるライセンスに基づいて製品を製造するしか選択肢は無く,各電子機器製造業者は中央R&D研究所を確立した。1990年代初頭までは,“Not Invented Here(ここで発明したものではない)”は,判明したように,歴史的にユニークな方式である,広く採用された哲学であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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電気工学一般  ,  科学技術政策・制度・組織 
引用文献 (15件):
  • Chesbrough, H. (2003a). Open innovation: The new imperative for creating and profiting from technology. Boston, MA: Harvard Business School Press.
  • Chesbrough, H. (2003b). The logic of open innovation: Managing intellectual property. California Management Review, 45(3), 33-58.
  • Chesbrough, H. (2006). Open business model: How to thrive in the new innovative landscape. Boston, MA: Harvard Business School Press.
  • Goto, T. (1996). Kurosu laisensingu [Cross licensing]. In N. Takahashi (Ed.), Mirai keisha genri: Kyochoteki na keiei kodo no shinka [Leaning on future principle: Evolution of cooperative administrative behavior] (Chapter 6). Tokyo, Japan: Hakuto Shobo (in Japanese).
  • Goto, A. (2016). Inobeshon: Kassei-ka no tame no hosaku [Innovation: Measures for activation]. Tokyo, Japan: Toyo Keizai (in Japanese).
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