文献
J-GLOBAL ID:202002230726915528   整理番号:20A2332260

イオン液体の界面での固体様構造は粘性か? 高粘度に敏感な蛍光分子プローブを用いる全反射蛍光分光を用いた研究【JST・京大機械翻訳】

How Viscous Is the Solidlike Structure at the Interface of Ionic Liquids? A Study Using Total Internal Reflection Fluorescence Spectroscopy with a Fluorescent Molecular Probe Sensitive to High Viscosity
著者 (7件):
資料名:
巻: 36  号: 35  ページ: 10397-10403  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イオン液体(ILs)の界面固体様構造の粘度の評価を目的として,高粘度範囲の粘度に敏感な蛍光プローブであるN,N-ジエチル-N′-フェニル-ローダミン(Ph-DER)に対する全内部反射蛍光(TIRF)分光法を実施した。疎水性ILであるトリオクチルメチルアンモニウムビス-(ノナフルオロブタンスルホニル)-アミド(TOMAC4C4N)のガラス界面でのTIRFスペクトルは,Ph-DERの蛍光強度が,エバネセント浸透深さの減少と共に増加し,界面には高粘度領域が存在することを示唆した。対照的に,TOMAC4C4Nと類似のバルク粘度を有する分子液体であるグリセロールは,そのような蛍光増加を示さず,界面での高度に粘性の固体様構造の形成がILに固有であることを支持した。モデル解析は,TOMAC4C4Nのガラス界面での高粘性領域が,空気界面でのイオン多層より少なくとも2倍厚いことを示唆し,固体基板がILsの界面構造の秩序化を強化することを意味した。TOMAC4C4Nのガラス界面での粘度は,液体バルクのそれより少なくとも40倍高かった。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
融解塩  ,  コロイド化学一般  ,  界面化学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る