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J-GLOBAL ID:202002230759292041   整理番号:20A2090278

重症筋無力症に対する経口ステロイド療法の再評価【JST・京大機械翻訳】

Reappraisal of Oral Steroid Therapy for Myasthenia Gravis
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  ページ: 868  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7085A  ISSN: 1664-2295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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エスカレーションと脱スケールスケジュールによる高用量での経口コルチコステロイドによる治療は,筋無力症(MG)に対して有効である。事実,コルチコステロイドの使用は1960年代後に死亡率を10%以下に減少させた。しかし,ある用量レベル以上の経口ステロイドの長期使用は,多くの問題を引き起こすことが知られている。2014年に,MGに対する日本の臨床ガイドラインは,MG治療の第一目標(治療ターゲット)が,経口プレドニゾロン(PSL)5mg/日またはそれ以下で最小症状(MM)に設定されるべきであり,治療戦略はできるだけ迅速にこのレベルを達成するべきであると提案した。2015年に,多施設横断的研究は,より高いPSL用量とより長いPSL治療がより良い結果を保証しないことを明らかにした。良好な応答が無い場合,PSL用量は,血漿交換/血漿交換および静脈内免疫グロブリン(迅速作用治療)のような様式と組み合わせることにより減少するべきである。2018年に,著者らは,経口PSLレジメンと治療目標の達成の間の相関関係を解明するために,一般MGの日本人患者の大規模集団において多施設横断的研究を行った。1,2および3年の治療目標を達成するための低対高用量のORは,それぞれ10.4,2.75および1.86であったが,低対中用量に対する対応するORは13.4,3.99および4.92であった。迅速作用療法(2年でOR 2.19,3年で2.11)またはカルシニューリン阻害剤(2年でOR 2.09,3年で2.36)との初期の組み合わせは,治療目標の達成と正に相関した。これらの結果は,低用量PSLレジメンと他の治療法との早期組合せが,一般化MGの治療目標の早期達成の鍵であることを示した。しかし,この処方でも,患者の~35%は3年後に治療目標を達成しなかった。これらの結果は現在の経口コルチコステロイド療法の限界を示唆する。満足な転帰率を増加させる新しい治療選択肢を開発する必要がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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呼吸器疾患の薬物療法  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  神経系の疾患 
引用文献 (50件):
  • Meriggioli MN, Sanders DB. Autoimmune myasthenia gravis: emerging clinical and biological heterogeneity. Lancet Neurol. (2009) 8:475-90. doi: 10.1016/S1474-4422(09)70063-8
  • Bromberg MB, Wald JJ, Forshew DA, Feldman EL, Albers JW. Randomized trial of azathioprine or prednisone for initial immunosuppressive treatment of myasthenia gravis. J Neurol Sci. (1997) 150:59-62. doi: 10.1016/S0022-510X(97)05370-7
  • Myasthenia Gravis Study Group. A randomised clinical trial comparing prednisone and azathioprine in myasthenia gravis. Results of a second interim analysis. J Neurol Neurosurg Psychiatry. (1993) 56:1157-63. doi: 10.1136/jnnp.56.11.1157
  • Tindall RS, Phillips JT, Rollins JA, Wells L, Hall K. A clinical therapeutic trial of cyclosporine in myasthenia gravis. Ann N Y Acad Sci. (1993) 681:539-51. doi: 10.1111/j.1749-6632.1993.tb22937.x
  • Muscle Study Group. A trial of mycophenolate mofetil with prednisone as initial immunotherapy in myasthenia gravis. Neurology. (2008) 71:394-9. doi: 10.1212/01.wnl.0000312373.67493.7f
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