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J-GLOBAL ID：202002230815989683   整理番号：20A2208764

臨界ミセル濃度以下の可溶性界面活性剤による2層チャネル流の非線形動力学【JST・京大機械翻訳】

Nonlinear dynamics of two-layer channel flow with soluble surfactant below or above the critical micelle concentration

著者 (2件)： Kalogirou A. (School of Mathematical Sciences, University of Nottingham, University Park, Nottingham, UK) ,  Blyth M. G. (School of Mathematics, University of East Anglia, Norwich Research Park, Norwich, UK)
資料名： Journal of Fluid Mechanics  (Journal of Fluid Mechanics)
巻： 900  ページ： A7  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0290A  ISSN： 0022-1120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慣性のない2層界面活性剤を含むCouette流の非線形安定性を考察した。2つの流体は,非混和性であり,異なる厚さ,粘度および密度を有する。流体の1つは可溶性界面活性剤で汚染され,その濃度は臨界ミセル濃度以上で,そこではミセルが流体のバルク中に形成される。界面からの分子の吸着と脱着,およびバルク中のミセルの形成と崩壊を含む界面活性剤動力学モデルを採用した。潤滑近似を適用し,界面での界面と界面活性剤濃度の変化,ならびにバルク中の垂直平均単量体とミセル濃度(高速垂直拡散の結果として)に対する方程式の強い非線形系を導いた。本研究の主目的は,非線形動力学に対する界面活性剤溶解度の影響を決定することである。非線形潤滑モデルを周期的領域で数値的に解き,飽和進行波を大きな時間で得た。十分に可溶性の界面活性剤は,ある流体特性に依存して界面を不安定化または安定化できることを見出した。システムの安定性挙動は,境界[数式:原文を参照]に対する流体粘度比[数式:原文を参照]と厚さ比[数式:原文を参照]の値に大きく依存した。界面活性剤が臨界ミセル濃度を超える大きな濃度で存在するならば,密度成層効果がミセルの安定化影響を克服できない限り,長波は長時間安定である。進行波分岐も計算し,波形状,振幅および速度に対する様々なパラメータ(領域長または流体厚さ比のような)の影響を調べた。界面変形と濃度波との位相差により界面(in)安定性の原因となる機構を説明し,それは重要な因子[数式:原文を参照]の符号と界面活性剤溶解度の強さに従ってシフトした。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Couette流 ,  *界面 ,  *チャネル流 ,  粘度 ,  薄膜 ,  非線形系 ,  溶解度 ,  *界面活性剤 ,  *ミセル ,  *臨界ミセル濃度 ,  近似法 ,  単量体 ,  進行波 ,  *非線形力学
準シソーラス用語： 動力学モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (2件)： チャネル流 ,  薄膜

分類 (2件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  流体波,流体振動  (BC02050Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 臨界ミセル濃度 ,  可溶性 ,  界面活性剤 ,  2層 ,  チャネル流 ,  非線形動力学