文献
J-GLOBAL ID:202002230888523575   整理番号:20A1256277

ストレス応答p38MAPキナーゼ阻害剤SB202190により促進されるTFB/TFE3依存性オートファジーとp38に依存しないリソソーム生合成【JST・京大機械翻訳】

A stress response p38 MAP kinase inhibitor SB202190 promoted TFEB/TFE3-dependent autophagy and lysosomal biogenesis independent of p38
著者 (28件):
資料名:
巻: 32  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3135A  ISSN: 2213-2317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
TFEB(転写因子EB)とTFE3(転写因子E3)はオートファジーとリソソーム生合成の「マスターレギュレータ」である。ストレス応答p38マイトジェン活性化蛋白質(MAP)キナーゼは,炎症,細胞増殖,分化,細胞死,老化,腫瘍形成およびオートファジーを含む複数の細胞内応答に影響する。SB202190のような小分子p38 MAPキナーゼ阻害剤は,酸化還元生物学とオートファジーを含む関連するシグナル伝達機構の解離に広く用いられている。ここでは,最初に,p38 MAPキナーゼとTFEB/TFE3仲介自食作用およびリソソーム生合成の間の関係を検討することを目的とした。予想外に,いくつかの他のp38阻害剤よりもむしろSB202190のみがTFEBとTFE3を促進し,サイトゾルから核へ移行し,続いてオートファジーとリソソーム生合成を増強することを見出した。加えて,siRNA仲介TFEBおよびTfe3ノックダウンは,SB202190誘導遺伝子発現およびリソソーム生合成を効果的に減弱した。機構研究により,SB202190に応答したTFEB及びTFE3活性化は,p38又はMTORシグナル伝達の阻害,TFEB及びTFE3活性化の主要経路に依存することを示した。重要なこととして,SB202190は細胞内カルシウムレベルを増加させ,カルシウムキレート剤BAPTAP-AMはSB202190誘導TFEBおよびTFE3活性化ならびにオートファジーおよびリソソーム生合成を遮断した。さらに,小胞体(ER)カルシウムはSB202190に応答してTFEBとTFE3活性化に必要である。要約すると,TFEBとTFE3依存性オートファジーの活性化におけるSB202190の以前に特性化されていない役割と,ERカルシウム放出とその後のカルシウム依存性PPP3/カルシニューリン活性化によるリソソーム生合成を同定し,TFEBとTFE3の脱リン酸化を誘導した。酸化ストレスを含むp38 MAPキナーゼ不変条件の重要性を考えると,この知見はSB202190がオートファジー-リソソーム軸の活性化に対するその潜在的効果によりp38 MAPキナーゼ生物学的機能を解明する特異的阻害剤として使用されないことを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る