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J-GLOBAL ID：202002230938681880   整理番号：20A1408626

ホログラフィック量子色力学におけるストリング状励起バリオン

Stringy excited baryons in holographic quantum chromodynamics

著者 (5件)： HAYASHI Yasuhiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  OGINO Takahiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SAKAI Tadakatsu (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SUGIMOTO Shigeki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SUGIMOTO Shigeki (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2020  号： 5  ページ： WEB ONLY  発行年： 2020年05月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 交差するD4/D8-ブレーン系に基づいて定義される量子色力学のホログラフィック双対性を用いて励起バリオン状態を解析した。この模型におけるバリオンの研究を,5次元の曲がった時空上のゲージ理論のトポロジカルソリトンと見なすことによって行った。しかし,これは特定のクラスのバリオンだけを得ることを可能にする。励起バリオンの全セットが系統的方法で処理できるようなフレームワークを提示することを試みた。これはWittenの元のアイデアを採用することによって達成され,バリオンはバリオン頂点から発散するN_c開ストリングから成る系によって記述される。著者らは,この系が,開ストリング有質量モードの無限塔と共に,Hashimoto-Iizuka-YiのAtyah-Drinfeld-Hitchin-Manin型行列模型によって定式化できると主張する。このセットアップを用いて,励起バリオンのスペクトルを計算し,それらを実験データと比較した。特に,軌道上にある励起核子がバリオン頂点に接続した単一開ストリングの励起によって特徴づけられると仮定して,核子Regge軌跡に対する公式を導いた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *量子色力学 ,  *双対性 ,  バリオン ,  ゲージ理論 ,  ソリトン ,  *スーパーストリング ,  核子 ,  Regge軌跡 ,  モデル
準シソーラス用語： Dブレーン ,  *ホログラフィックQCD ,  開いたストリング ,  行列模型

分類 (2件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W) ,  電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホログラフィック ,  量子色力学 ,  励起 ,  バリオン