文献

J-GLOBAL ID：202002231430286222   整理番号：20A0528283

高エネルギーショットピーニングを受けたTC17の表面層における欠陥の特性と形成機構【JST・京大機械翻訳】

Characteristics and formation mechanisms of defects in surface layer of TC17 subjected to high energy shot peening

著者 (3件)： Yang C. (School of Materials Science and Engineering, Northwestern Polytechnical University, Xi’an 710072, PR China) ,  Liu Y.G. (School of Materials Science and Engineering, Northwestern Polytechnical University, Xi’an 710072, PR China) ,  Li M.Q. (School of Materials Science and Engineering, Northwestern Polytechnical University, Xi’an 710072, PR China)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 509  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高エネルギーショットピーニング(HESP)を受けたTC17の表面層における微細構造と欠陥特性を詳細に調べ,欠陥の形成機構,欠陥間の相互作用,および欠陥に及ぼすナノ粒子の影響を明らかにした。平均サイズ54.84nm,深さ20μmのナノ結晶表面層を,空気圧0.35MPa,ピーニング時間30分でTC17中に作製した。HESP処理TC17の表面層における欠陥は,内部欠陥(ボイドクラスタ,線形亀裂および多重亀裂を含む)および外因性欠陥(折り畳み亀裂)から成った。HESPにおける粒界(GB)でのパイルアップにより誘起された高密度転位は,内因性欠陥の形成に大きく寄与し,ショット衝撃と塑性流動の複合作用は外因性欠陥の発生をもたらした。欠陥間には強い相関が存在し,ボイドの合体は亀裂に変態するが,亀裂先端近傍の領域は新しいボイドを発生させる可能性がある。表面層における結晶粒微細化のために,欠陥は中程度の空気圧とより長いピーニング期間で大いに避けられた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  亀裂先端 ,  衝撃 ,  *表層 ,  結晶粒微細化 ,  折畳み ,  亀裂 ,  ナノ結晶 ,  多重化 ,  結晶粒界 ,  *ピーニング ,  *ショットピーニング ,  塑性流動 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 複合作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： チタン合金 ,  高エネルギーショットピーニング ,  ナノ結晶 ,  欠陥 ,  形成機構

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高エネルギー ,  ショットピーニング ,  表面層 ,  欠陥