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J-GLOBAL ID:202002231613339499   整理番号:20A0772278

分離不安の有無によるイヌにおける血清脳由来神経栄養因子の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of serum brain-derived neurotrophic factor in dogs with and without separation anxiety
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  ページ: 14-18  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3364A  ISSN: 1558-7878  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分離不安は一般的な行動障害であるが,その病因と基礎となる神経化学的機構の理解は限られている。本研究の目的は,分離不安の有無にかかわらず,イヌにおける血清脳由来神経栄養因子(BDNF)レベルを比較することであった。いくつかのニューロトロフィンの1つであるBDNFは,気分,情動および認知の調節に関連する重要な領域である辺縁領域および前頭前野において一般的である。強化された環境はBDNFレベルを増加させるが,ストレスとグルココルチコイド曝露は海馬と前頭前野におけるBDNFの発現を減少させる。分離不安は慢性ストレスと関連するので,分離不安により影響されるイヌのBDNFレベルは非影響イヌのBDNFレベルより低いと仮定した。イヌの行動については,イヌのビデオクリップの再検討に基づいて,分離不安により影響を受けた(n=15)または非影響(n=33)に分類された。群は年齢,体重,身体状態スコア,性に関して異ならず,ほとんどのイヌは混合品種であった。絶食した血清試料をイヌのBDNF ELISAで分析した。影響を受けた群では9匹(60%),非罹患群では12匹(36%)のイヌはBDNFレベル<0.156ng/ml,ELISAの最小検出レベルを示した。血清BDNF濃度の中央値(範囲)は,影響群で0.10(0.02~1.05)ng/ml,非影響群で0.40(0.03~9.98)ng/mlであり,検出不能値を0~0.156の間のランダム値で置換した後に,非影響群では0.40(0.03~9.98)ng/mlであった。群間のBDNFレベルの差は有意であった(P=0.037)。本知見は,イヌにおける不安関連疾患のバイオマーカーとしての血清BDNFの可能性を示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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