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J-GLOBAL ID:202002231652095081   整理番号:20A0471841

腫瘍治療の可能性のある戦略としての血液凝固をpH感受性に誘導するCaCO_3ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

CaCO3 nanoparticles pH-sensitively induce blood coagulation as a potential strategy for starving tumor therapy
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 1223-1234  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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星状腫瘍治療の概念に基づいて,本研究において,炭酸カルシウムナノ粒子(CaCO_3 NPs)のpH感受性Ca2+送達が腫瘍血管の血液凝固を誘導し,最初に,酸刺激によるin vitroおよびin vivo血液凝固に及ぼすCaCO_3NPsの影響を調査した。約100nmのサイズと数ナノメートルの多孔質構造を有するCaCO_3NPsを,エマルションシステムで合成した。それは,98%のカプセル化効率とpH感受性薬物送達を有するドキソルビシン塩酸塩(DOX)の高い負荷容量(49%)を示した。溶血試験は,CaCO_3NPsが血液適合性であることを示した。in vitroでのCa2+デリバリーと血液凝固試験は,CaCO3 NPsがpH感受性でCa2+を放出し,pH5.0で急速な血液凝固を引き起こすが,pH7.4では血栓を生じないことを示した。共焦点レーザ走査顕微鏡法は,MCF-7またはMDA-MB-231乳癌細胞による取り込み後,CaCO_3 NPsが最初の2時間以内にエンドソーム/リソソームに主に分布し,次に酸刺激により分解し,細胞外に移動するCa2+の細胞内デリバリーを誘導することを示した。CaCO_3 NPsはNIH3T3マウス線維芽細胞に対して非毒性であったが,DOX負荷後にMCF-7およびMDA-MB-231細胞に対して高い毒性を示した。マウスの乳房腫瘍への局所投与の後,CaCO_3NPsは,ヘマトキシリン-エオシンとマッソンの三色染色によって,腫瘍血管系の有意な血栓症と出血を誘発した。これらの結果は,CaCO_3 NPsが酸刺激を介して血液凝固を誘導し,腫瘍治療を開始するための腫瘍血管の遮断における潜在的応用を示すことを示した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
製剤一般  ,  医用素材 

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