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J-GLOBAL ID:202002231735063654   整理番号:20A0966815

サリドロシドはパーキンソン病のMPTP/MPP+誘発モデルにおいてミトコンドリアMEF2D-ND6経路を調節することによりドーパミン作動性ニューロンを保護する【JST・京大機械翻訳】

Salidroside protects dopaminergic neurons by regulating the mitochondrial MEF2D-ND6 pathway in the MPTP/MPP+-induced model of Parkinson’s disease
著者 (9件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 276-289  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア複合体I損傷と酸化ストレスは,Parkinson病(PD)の進行中のドーパミン作動性(DA)ニューロンの変性において重要な役割を果たす。著者らの以前の研究は,ミトコンドリア筋細胞エンハンサー因子2D(MEF2D)により排他的に調節されるNADHデヒドロゲナーゼ6(ND6)がミトコンドリア複合体I集合に重要であることを示した。最近,Rhodiola rosea L.から単離したサリドロシド(Sal)が酸化ストレス関連ミトコンドリア経路を調節することによりDAニューロンを保護することを見出した。ここでは,ミトコンドリアMEF2D-ND6経路がSalの神経保護効果に関わるかを検討した。結果は,1-メチル-4-フェニルピリジニウム(MPP+)損傷SN4741細胞で,Sal前処理が細胞生存性を改善し,アポトーシスを阻害し,ミトコンドリア膜電位と複合体I活性の両方を回復することを示した。同様に,ミトコンドリア複合体I活性,DAニューロンおよび挙動に対するSalの保護効果も,1-メチル-4-フェニル-1, 2, 3, 6-テトラヒドロピリジン(MPTP)損傷マウスで確認された。さらに,Sal前処理はMPP+損傷SN4741細胞およびMPTP損傷マウスにおけるミトコンドリアMEF2DおよびND6の発現を回復した。最終的に,興味深いことに,Salの保護効果はミトコンドリアMEF2D機能の特異的遮断薬であるMt2Ddnを形質移入した細胞では観察されず,Salは主にミトコンドリアMEF2D-ND6経路を調節することによりDAニューロンを保護することを示唆した。著者らの研究は,ミトコンドリア機能とDAニューロン生存性の調節におけるミトコンドリアMEF2D-ND6経路の標的化を通してSalの保護的役割を明らかにし,PDに対するSalの神経保護効果への新しい機構的洞察を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  中枢神経系 

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