抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製品含有化学物質規制は1992年の地球サミットでアジェンダ21が採択され,これを機に欧州連合から世界各国へ波及していった。この過程で国内の電気・電子業界ではセットメーカー(川下メーカー)が中心となり,化学物質の情報伝達を業界全体で共有することが重要となった。このため,各メーカー間では互いに協力し合い,サプライチェーンでの情報を伝達するよう努められてきているが,これは製造業界における化学物質の適切管理に大きな役割を果たしてきている。一方,実際の製造現場等については化学物質の管理に係わる様々な問題に直面している現状がある。このため,本稿では化学物質規制に関する国際動向と概要及び情報伝達に係わる留意事項,また現場のニーズに応える適用可能な分析手法として半定量分析と定量分析によって得られた結果について,その有用性を評価したので紹介する。さらに,サプライチェーンでの情報伝達に係わる利用可能な共通スキーム「chemSHERPA」についても補足する。(著者抄録)