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J-GLOBAL ID：202002231894375928   整理番号：20A1628946

強磁性材料合成に対する磁場効果の評価

Evaluation of magnetic field effects on synthesis of ferromagnetic materials

著者 (8件)： 小林領太 (鹿児島大 大学院) ,  高永悠大 (鹿児島大 大学院) ,  三井好古 (鹿児島大 大学院) ,  高木観雄 (鹿児島大 大学院) ,  小山佳一 (鹿児島大 大学院) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  梅津理恵 (東北大 金属材料研) ,  水口将輝 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書(CD-ROM)
巻： 2018  ページ： 63-64  発行年： 2019年06月25日 
JST資料番号： L3700B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 強磁性Mn-Al-C合金の合成に対する磁場効果を評価した。磁場中焼鈍試料の磁気特性を,室温で1.5Tまでの磁場中で試料振動磁力計により評価した。明確なヒステリシスが観察されたが,15Tで焼鈍した試料の磁化は0Tのそれとほぼ同じであった。磁場は,Mn-Al-C合金のε-τ変態に十分に影響せず,Zn改質Mn-Alとは異なった。CとZnの違いは,置換の役割の違いによるものであった。炭素はτ相に対してε相を安定化するが,Znはε相に対してτ相を安定化することが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 強磁性体 ,  *マンガン合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  添加物効果 ,  焼なまし ,  *磁場熱処理 ,  *磁場効果 ,  中間相 ,  ε相 ,  安定化 ,  磁力計 ,  *磁化 ,  *金属組織 ,  炭素添加合金 ,  τ相 ,  試料振動型磁力計 ,  磁気焼なまし ,  *組織
準シソーラス用語： ε-τ変態 ,  試料振動磁力計 ,  磁気特性 ,  磁場中焼鈍

分類 (3件)： 磁気的性質  (WB02020J) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (6件)：

• H. Kato, et al., Appl. Phys. Lett. 84 (2004) 4230-4232.
• R. Kobayashi, et al., Mater. Trans. 58 (2017) 1511-1518
• L. Pareti, et al., J. Appl. Phys. 59 (1986) 3824-3828
• H. Wang, et al., Open J. Microphys. 1 (2011) 19-22
• 三井 好古ら, 平成29年度 新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書 59-60.

タイトルに関連する用語 (3件)： 強磁性 ,  磁場効果 ,  評価