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J-GLOBAL ID:202002231909283793   整理番号:20A0484485

ING4はSIRT1との直接相互作用を介してNF-κB経路を調節することによりリポ多糖類誘発炎症を軽減する【JST・京大機械翻訳】

ING4 alleviated lipopolysaccharide-induced inflammation by regulating the NF-κB pathway via a direct interaction with SIRT1
著者 (12件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 127-137  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0387A  ISSN: 0818-9641  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Sepsisは,高い死亡率が過剰な炎症反応と関連する複雑な炎症性疾患である。ヒストンアセチルトランスフェラーゼおよびヒストンデアセチラーゼ複合体の補因子である成長4(ING4)の阻害剤は,この炎症を負に調節することができた。しかしながら,ING4により調節される正確な分子シグナル伝達経路は不明のままである。重要なヒストンデアセチラーゼとして,抗炎症分子として広く受け入れられているSirtuin1(SIRT1)はING4に結合していないことが見出されていない。本研究では,リポ多糖類(LPS)誘導マクロファージおよびマウス敗血症モデルを構築することにより,ING4が炎症の調節にどのように関与するかを検討した。著者らの結果は,LPS刺激培養初代マクロファージおよびRAW264.7細胞において,ING4発現が減少する一方,炎症誘発性サイトカインのレベルが増加することを明らかにした。ING4トランスフェクションは,in vitroおよびin vivoの両方で炎症誘発性サイトカイン発現のLPS誘導アップレギュレーションを軽減することを確認した。加えて,ING4過剰発現マウスはLPSチャレンジに対して低感受性で,臓器損傷の減少を示した。さらに,免疫沈降はING4とSIRT1蛋白質の間の直接相互作用を示した。さらに,ING4は,核因子カッパB(NF-κB)P65核転座を阻害し,LPS処理により誘導されたリジン310におけるP65アセチル化を制限した。これらの結果は,ING4の抗炎症性役割がSIRT1と関連していることを明らかにし,それによりING4がNF-κBシグナル伝達活性化を阻害することを明らかにした。著者らの研究はLPS誘導敗血症におけるING4/SIRT1/NF-κBを含む新規シグナル伝達軸を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫反応一般 

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