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J-GLOBAL ID:202002232183376021   整理番号:20A0514939

実河川流域における大量アンサンブル気候予測データに基づく不確実性を考慮した将来気候下での確率雨量

PROBABILITY RAINFALL CONSIDERING UNCERTAINTY BASED ON A MASSIVE ENSEMBLE CLIMATE PROJECTIONS IN ACTUAL RIVER BASIN
著者 (12件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: I_121-I_126(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,我が国においては気候変動の影響と思われる大災害が頻発している.そのため,気候変動の影響を考慮した治水計画の立案は喫緊の課題である.現在の我が国の治水計画は,実績降雨から求めた確率雨量を基に立案されているが,気候変動を考慮した治水計画を立案するためには,気候モデルの出力降雨から確率雨量を算出する必要がある. 本研究では,大量アンサンブル気候予測データであるd4PDFを用いて,各アンサンブルメンバーから得られる確率雨量を実際に起こる可能性があった確率雨量の一つと捉え,取り得る幅を考慮した確率雨量の算定手法を示した.同手法で現在気候および気候変動後の確率雨量を算定した結果,Gumbel分布による将来の確率雨量は十勝川帯広地点で1.33倍,常呂川北見地点で1.33倍,GEV分布による将来の確率雨量は十勝川帯広地点で1.37倍,常呂川北見地点で1.41倍となった.(著者抄録)
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著者キーワード (3件):
分類 (1件):
分類
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (10件):
  • 1) 平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた水防災対策検討委員会 : 平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方,2017.
  • 2) 国土交通省 国土技術政策総合研究所 気候変動適応研究本部 : 気候変動適応策に関する研究(中間報告),国土技術政策総合研究所資料,No. 749,2013.
  • 3) 立川康人,宮脇航平,田中智大,萬和明,市川温,Kim Sunmin : d4PDFを用いた年最大ピーク流量の確率分布の将来変化の分析,2017年度水文・水資源学会要旨集,pp. 56-57.
  • 4) 地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース : http://www.mirocgcm.jp/~pub/d4PDF/index.html. (閲覧日:2018年3月)
  • 5) 田中茂信 : d4PDFを用いた利根川流域降水量の極値評価,京都大学防災研究所年報,第60号 B,pp. 757-pp. 764,2018.
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