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J-GLOBAL ID:202002232226204919   整理番号:20A2571316

遍歴電子系におけるオフサイトCoulomb相互作用により誘起されたフェリ磁性

Ferrimagnetism Induced by Off-Site Coulomb Interaction in an Itinerant Electron System
著者 (1件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 114702.1-114702.7  発行年: 2020年11月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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τ型分子伝導体(τ-MC)における弱い強磁性(FM)によって動機づけられて,2バンド拡張Hubbard模型を用いてその機構を調べた。ランダム位相近似を適用して,オンサイトおよびオフサイト相互作用の存在における単位格子間の均一スピンおよび電荷ゆらぎを解明した。平均場近似を適用して,各ユニットセルにおける反強磁性(AFM),弱いFM,および電荷秩序(CO)成分による秩序状態混合を見出し,この状態をフェリ磁性(FIM)として分類した。相互作用における相図および相互作用-温度空間を明らかにした。前者は,オフサイト相互作用が純粋なAFMからFIMを誘導し,後者はFIMを安定化することを示した。相の安定化機構を明らかにするために,バンド構造,Fermi面,状態密度を含む秩序状態の微視的性質に焦点を当てた。AFM,COおよびFMの混合特性からFIM状態が得られることを見出した;それによると,FIMの出現はオンサイトおよびオフサイト相互作用の両方を必要とする。次に,温度を下げる効果を議論し,AFMギャップがAFMに基づくFIMの出現を支援することを予測した。このFIM状態は,τ-MCにおける弱いFMの観測に関連している可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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有機化合物の磁性 
タイトルに関連する用語 (4件):
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