文献

J-GLOBAL ID：202002232241210231   整理番号：20A0837551

溶媒添加物による層状Ruddlesden-Popperペロブスカイトの制御【JST・京大機械翻訳】

Controlling layered Ruddlesden-Popper perovskites via solvent additives

著者 (8件)： Pan Han (Wuhan National Laboratory for Optoelectronics, School of Optoelectronic Science and Engineering, Huazhong University of Science and Technology, Wuhan 430074, China. [e-mail]) ,  Zhao Xiaojuan ,  Xiu Gong ,  Li Hao ,  Zhang Xiao Li ,  Liang Guijie ,  Shen Yan ,  Wang Mingkui
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 12  号： 13  ページ： 7330-7338  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： A′_2MA_n-1Pb_n3_n+1(A′は有機カチオン,MAはメチルアンモニウム,nは有機カチオンスペーサの間の無機シートの数の整数である)の式を有する層状Ruddlesden-Popper(RP)相ペロブスカイトは,それらの化学的安定性のために高い関心がある。しかし,低n相(例えばn=1,2)はキャリアトラップとして作用するだけでなく,層状RPペロブスカイト内のキャリア輸送を妨げ,それらの対応するデバイスに対して光起電力性能を低下させる。ここでは,溶媒添加により誘起されたOstwald成長過程が,低n相の還元と均一なRPペロブスカイト組成を効果的に促進することを報告する。例えばエチレングリコールなどの溶媒が有機カチオンに対して選択的な溶解性を有し,揮発性が低いが,N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)などのホスト溶媒よりも沸点が高いことが注目される。室温での高速スピンコーティングの間,ホスト溶媒DMFは急速に蒸発するが,低n相ペロブスカイト膜はより小さい核形成障壁により形成され,含まれる溶媒添加剤エチレングリコールを可塑剤として作用させる。次に,100°Cでのアニーリングは,(ClPEA)_2MA_3Pb_4I_13(ClPEAが2-(4-クロロフェニル)エタンアミンイウム)層状RP相ペロブスカイト)の高n相(例えばn≧3)に低n相のペロブスカイト粒子を再結晶化する抑制された溶媒添加物の遅い放出を引き起こす。太陽電池に使用したとき,ITO/PEDOT:PSS PSS/RPペロブスカイト/PC_61BM/BCP/Agの構成を持つ素子は,11%の電力変換効率を増強し,これは,トラップ状態密度の減少と溶媒添加物により誘起されたキャリア輸送の増加に起因する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 可塑剤 ,  核形成 ,  スペーサ ,  Ostwald成長 ,  状態密度 ,  溶解性 ,  スピンコーティング ,  光起電力 ,  太陽電池 ,  沸点 ,  *再結晶 ,  焼なまし ,  揮発性 ,  キャリア捕獲
準シソーラス用語： 有機カチオン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶媒 ,  添加物 ,  層状 ,  ペロブスカイト