抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トマト栽培においては,側枝を除去した後に再度側枝が発生し,栽培管理の労力が増加する.そこで,品種間差異があろうと考えられるので6品種(ミニ,中玉および大玉トマト各2品種)を供試し,側枝除去後におけるその再発生率について調査を行った.その結果,主茎摘心前には‘フルティカ’が最も発生し,‘CFココ’および‘麗夏’が少なかった.また,主茎摘心後では,‘フルティカ’が最も多く,‘ミニキャロル’および‘アモロッソ’が少なかった.摘果後には,全品種で側枝の再発生率が増加した.合計では,‘フルティカ’が最も多く,逆に‘アモロッソ’が最も少なく,品種間差異がみられた.なお,側枝の再発生日数については,有意差はなかったものの‘ミニキャロル’が最も長く,‘桃太郎ファイト’が短かった.複葉の特性については,最も側枝再発生率が高かった‘フルティカ’において気孔伝導度が高かった.以上の結果から,側枝の再発生は品種により異なることが明らかとなった.(著者抄録)