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J-GLOBAL ID:202002232414639755   整理番号:20A0198565

3D X線トモグラフィーを用いた高圧ダイカストAM60合金における延性予測のための多孔性定量化【JST・京大機械翻訳】

Porosity quantification for ductility prediction in high pressure die casting AM60 alloy using 3D X-ray tomography
著者 (9件):
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巻: 772  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多孔性はマグネシウム合金高圧ダイカストの延性を決定する上で重要な役割を果たす。本研究では,X線トモグラフィー(XRT),破面解析およびディジタル画像相関(DIC)を実施し,種々の細孔特性,特に多孔性空間分布および形態,および薄肉AM60合金高圧ダイカストにおける延性の間の相互関係を理解した。結果は,20の研究試料において多量の空隙率が検出されたことを示した。細孔サイズは3パラメータ対数正規分布に従った。検出された気孔率の中で,小さい空隙率(等価直径≦90μm)は数値的に支配的であり,数の割合は~80%に達し,それは空隙率の約50%を構成する。比較において,大きな気孔率(等価直径>425μm)は,気孔率の非常に低いパーセント,すなわち~1%を占め,空隙率の体積の約5%を占めるだけである。多孔性の厚さ方向分布については,2つの欠陥バンドが濃縮多孔性から成ることが観察された。大量の細孔がスキンとコア中にランダムに分布し,コア中にいくつかの大きな孔(等価直径>425μm)が存在した。さらに,引張軸に沿って,不均一多孔性分布を,局所空隙率と細孔サイズの観点から示した。XRTデータを用いて20試料についてDIC測定と結合した引張試験を行い,気孔の局所的空隙率,サイズおよび位置を含む細孔の種々のパラメータが延性に及ぼす影響を解析した。破壊セグメントにおける局所的多孔性は延性を決定するのに主要な役割を果たすが,気孔の位置とサイズは変形不均一性に影響し,それによって延性に影響を及ぼすことが分かった。したがって,延性は破壊セグメントにおける局所空隙率の関数と考えられる。さらに,引張試験の前に破壊セグメントにおける局所的多孔性を得ることは困難であるが,延性はそれに基づいて予測することができないので,引張試験の前に得られる伸びと最高の局所的気孔率の間に明確な相関があり,従って延性を推定することができる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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