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J-GLOBAL ID：202002232476796997   整理番号：20A1983509

換気に関する基礎知識

著者 (1件)： 倉渕隆 (東京理大 工)
資料名： ビルと環境  (Environment and Building Services)
号： 170  ページ： 5-20  発行年： 2020年09月01日 
JST資料番号： L3436A  ISSN： 0918-5615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・まず換気とは何かについて,空気の入れ替えと入れ替わりの違い,意図しない隙間風などによる換気である漏気を説明し,換気回数の定義,換気と通風の違いを説明。
・換気の目的である室内空気の浄化,居室の換気の理由や火気使用室での換気の必要性などを説明し,汚染濃度の表し方や許容濃度,様々な場面での必要換気量の計算方法を解説。
・換気の方法に関して,開口部の通過風量と圧力損失,複数の開口部の合成を解説し,自然換気と機械換気の夫々について各種の換気方式を挙げて換気量の計算や留意事項を解説。
・トレーサガスを用いた換気量の把握に関して,濃度の時間変化を測定する非定常法における濃度方程式を説明し,定常濃度法と温度減衰法を解説。

シソーラス用語： *換気 ,  空気浄化 ,  *屋内環境 ,  *室内空気汚染 ,  室内空気 ,  換気量 ,  *室内空気質 ,  燃焼器 ,  流量測定 ,  開口部 ,  公害対策 ,  部屋
準シソーラス用語： シックハウス対策 ,  トレーサガス ,  火気使用室 ,  *換気量測定 ,  *必要換気量

分類 (1件)： 換気  (PC02040B)

引用文献 (7件)：

• 村上周三: 住まいと人体-工学的視点から-, 臨床環境医学, 第9巻第2号, 2000
• P. O. Fanger: The Philosophy behind Ventilation: Past, Present and Future, proceeding of Indoor Air ’96, vol. 4, 1996
• 吉澤晋: 煙突なしストーブの必要換気量について, 日本建築学会関東支部研究報告集, 1974
• 楢崎正也,佐藤隆二: 体臭に基づく必要換気量算定のための基礎的研究(その4) 実験室調査における臭気強度と臭気不快度, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 1983
• 公益社団法人 空気調和・衛生工学会: SHASE S-102-2011, 換気規準・同解説, 2011

タイトルに関連する用語 (2件)： 換気 ,  基礎知識