抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:Raschモデル中の多次元項目反応モデルと単次元Raschモデル分析で中国語版脳性麻痺患児の生活の質アンケート(CPQOL)の次元構造と項目特性を分析する。方法;2008年9月から2014年6月まで、上海松江区方松街路コミュニティ衛生サービスセンター、復旦大学付属小児科病院リハビリセンターなどの5つの医療リハビリ施設でリハビリ治療を受けた412歳の脳性麻痺患児の家庭を研究対象とし、合計90例の脳性麻痺患児とその家族を組み入れた。中文版CPQOL質問票を用いて90例の脳性麻痺患児の生活の質を評価し、最終的に140人次CPQOLアンケートを収集した。多次元項目反応モデルを通じて、CPQOLの各区間の相関性を分析し、スケール各区分区間が良好な内部一致性を持つかどうかを確定し、併合または分割により、それぞれ主次元と次元の単次元Rasch分析を行った。これにより改訂版のCPQOLアンケートの主質問票と追加質問票を作成した。結果;多次元項目反応モデル分析によると、CPQOLアンケートにおける社会福祉と受容度、機能、参与能力と身体健康、情緒健康と自尊の4つの区画間の相関係数はいずれも0.90以上であり、以上の4つの区分は良好な内部一致性を持ち、主次元として分析できることが明らかになった。残りの3つの区画間の相関係数は相対的に低く,それぞれ次元として解析できる。単次元Rasch分析を用いて、40項目からなる改訂版CPQOL主アンケート、8項目からなる疼痛と障害影響付加質問票、6項目からなるサービス付加アンケート及び3項目からなる家庭健康添付ファイルを作成し、原版の65項目と比較した。削除された8項目は,患児と兄弟姉妹の関係,ぜん息サービス,コミュニティと学校のサービス提供などの項目に集中した。結論:中国版のCPQOLアンケートは、現在の生活の質評価に関する概念的枠組みに符合しているが、上海市或いは国内の他の都市脳性麻痺患児における生活の質の評価は、文化背景の特徴に応じて適切な調整が必要である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】