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J-GLOBAL ID：202002232777440827   整理番号：20A0673702

イタリア南部,Salento半島,漸新世(上部Chattian)炭酸塩ランプにおける相不均質性と3D多孔性モデリング【JST・京大機械翻訳】

FACIES HETEROGENEITIES AND 3D POROSITY MODELLING IN AN OLIGOCENE (UPPER CHATTIAN) CARBONATE RAMP, SALENTO PENINSULA, SOUTHERN ITALY

著者 (5件)： Brandano M. (Sapienza Universita di Roma, Piazzale Aldo Moro 5, I-00185 Roma, Italy) ,  Brandano M. (Istituto di Geologia Ambientale e Geoingegneria (IGAG) CNR, Sez. Sapienza, c/o Dipartimento Scienze della Terra, P. Aldo Moro 5, I-00185 Roma, Italy) ,  Tomassetti L. (Sapienza Universita di Roma, Piazzale Aldo Moro 5, I-00185 Roma, Italy) ,  Trippetta F. (Sapienza Universita di Roma, Piazzale Aldo Moro 5, I-00185 Roma, Italy) ,  Ruggieri R. (Sapienza Universita di Roma, Piazzale Aldo Moro 5, I-00185 Roma, Italy)
資料名： Journal of Petroleum Geology  (Journal of Petroleum Geology)
巻： 43  号： 2  ページ： 191-208  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0814B  ISSN： 0141-6421  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭酸塩貯留層における流体体積の評価は,典型的に信頼できる予測モデルを必要とする。これは,信頼できる定量的データを得るために,3Dモデルと良く曝露された炭酸塩遷移の研究を組み合わせることによって達成できる。本論文では,小規模相と空隙率不均一性の性質を調べるために,良く露出した漸新世炭酸塩ランプ(Salento半島,南部イタリア)の詳細な露頭研究と3D空隙率モデルを提示した。傾斜炭酸塩における空隙率と浸透率は,骨格成分の元の鉱物学と堆積組織によって制御されるように見える。したがって,本研究の目的は,非変形炭酸塩ランプにおける空隙率発達を制御する因子を同定することである。相関係のスケール依存性不均一性特性をモデル化する。そして最終的に,空隙率分布の3Dモデルを作り出す。Salento半島の海岸に沿って作られた上部Chattian Porto Badisco Calcareniteは,内側のランプ堆積物から細粒の外側のランプのカルカレナイトまでの6つの岩相から成る。岩相は以下の通りである:(i)海産牧草地(SG)に関連する内側傾斜小底生有孔虫と(ii)flo石/充填石マトリックスを持つサンゴ生物構造から成るサンゴ塚(CM);中傾斜(iii)大回転楕円体充填岩は,wackestone-packstone(LR),(iv)rhodolith floatstone-rudstone(RF),および(v)大きなlepidocyclid充填岩(LL);そして,(vi)外側傾斜微細粒生物砕屑性カルカレナイト(FC)。Porto Badiso ravineで測定された6つの層序断面(A,B,D,J,E,LO)から収集された合計38の試料を調べ,空隙率のタイプを識別した。有効および全空隙率をヘリウムピクノメータを用いて測定した。3D多孔性モデリングを,PETREEL 2016ソフトウェア(Schumberger)を用いて実行した。4つの主なタイプの多孔性を,炭酸塩:粒子間,粒子内,vuggy,および成形性において認識した。一次多孔性(粒子間と粒子間)は,中傾斜岩相(LLとLR)と外側傾斜岩相(FC)に限られ,一方,二次孔隙(vuggyとmorphic)は,内側ランプ岩相(CMとSG)と中傾斜赤藻類岩相(RF)の両方に存在した。Porto Badiso炭酸塩において,層序の複雑さと一次孔隙の分布は,堆積相における横方向と垂直方向の変化によって制御される。顕著な二次孔隙は,aragon石と高マグネシウム方解石成分の溶解により生成され,それは内側ランプの海-草とサンゴのマウンド相において支配的であり,中央ランプのrho石浮遊岩-ru石において卓越している。3Dモデルを有効および全空隙率分布の両方について開発した。空隙率モデルは相不均一性と明確な相関を示した。しかし,2つのモデルの中で,有効空隙率モデルは3D相モデルと最も良い相関を示し,中間傾斜相における有効空隙率の一般的増加を示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： マグネシウム ,  ソフトウェア ,  方解石 ,  *漸新世 ,  海岸 ,  *半島 ,  層序 ,  予測モデル ,  浸透率 ,  岩相 ,  岩石 ,  海洋 ,  *炭酸塩 ,  砕屑堆積物 ,  *三次元

著者キーワード (7件)： 漸新世 ,  イタリア ,  炭酸塩貯留層 ,  炭酸塩ランプ ,  ヘテロ炭酸塩 ,  多孔性 ,  3Dモデル

分類 (2件)： 油田,ガス田;油,ガス資源  (UA01110V) ,  堆積環境,層相  (DE05030F)

タイトルに関連する用語 (9件)： イタリア ,  半島 ,  漸新世 ,  炭酸塩 ,  ランプ ,  不均質性 ,  3D ,  多孔性 ,  モデリング