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J-GLOBAL ID:202002232823432908   整理番号:20A1937213

23S rRNAにおける単一メチル化の損失は複数の後期段階で50S集合を遅延し,翻訳開始と伸長を損なう【JST・京大機械翻訳】

Loss of a single methylation in 23S rRNA delays 50S assembly at multiple late stages and impairs translation initiation and elongation
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巻: 117  号: 27  ページ: 15609-15619  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リボソーム生合成は複雑な過程であり,細菌におけるサブユニット集合を促進し,調節するために,何十の因子が必要とされる。メチルトランスフェラーゼRrmJによる23S rRNAにおけるU2552の2′-O-メチル化は,50Sサブユニットの後期集合における重要な段階である。その不在は,重度の成長欠陥と前50S集合中間体の顕著な蓄積をもたらした。本研究では,大腸菌ΔrrmJ株から分離した一連の後期段階プレ50S粒子を特性化するために低温電子顕微鏡を用いた。これらの集合中間体(3.2~3.8Å分解能で溶媒和)は,進行性集合経路上の後期段階粒子の収集を定義する。L16,L35,およびL36の不在とは別に,これらの中間体と成熟50Sサブユニットの間の主要な構造的差異を,H38,H68-71,およびH89-93のようなペプチジルトランスフェラーゼ中心の近くでクラスタ化した。さらに,ΔrrmJ株由来の成熟50SサブユニットのリボソームAループは,非メチル化U2552の次にヌクレオチド上で大きな局所柔軟性を示した。速い速度に基づく生化学分析は,ΔrrmJ 50Sサブユニットが,迅速なサブユニット会合でWT 50Sサブユニットより50%活性で,2倍遅いことを示す。ΔrrmJ 70Sリボソームは,ペプチド結合形成,ペプチド放出およびリボソームリサイクリングに欠損を示さないが,それらは伸長の各ラウンドでWTリボソームより20%遅い速度で移動する。これらの欠陥は完全長蛋白質の合成時に増幅され,蛋白質合成において全体的な欠損を引き起こす。結論として,著者らのデータは,リボソーム生合成と蛋白質翻訳の両方におけるU2552メチル化の分子役割を明らかにする。Copyright 2020 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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