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J-GLOBAL ID：202002232925391564   整理番号：20A1567903

かご型状化合物RCo₂Sn₂Zn₁₈(R=La及びPr)のNMR研究

NMR Study of Caged Compound RCo₂Sn₂Zn₁₈ (R = La and Pr)

著者 (6件)： MAGISHI Ko-ichi (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  YONA Haruki (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  HISADA Akihiko (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  SAITO Takahito (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  KOYAMA Kuniyuki (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  ISIKAWA Yosikazu (Univ. Toyama, Toyama, JPN)
資料名： JPS Conference Proceedings (Web)  (JPS Conference Proceedings (Web))
巻： 30  ページ： ROMBUNNO.011112 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月19日 
JST資料番号： U1201A  ISSN： 2435-3892  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・かご型化合物RCo₂Sn₂Zn₁₈(R=La及びPr)の微視的な電子状態を調べるために,⁵⁹Co-NMRと核四重極共鳴(NQR)を測定。
・LaCo₂Sn₂Zn₁₈では,NMRスペクトルはほとんど温度変化せず,スピン-格子緩和率1/T₁は温度に比例するKorrnga型の挙動を観測。
・PrCo₂Sn₂Zn₁₈では,Kinghtシフトは温度低下とともに増加し,低温では一定の値をとり,磁化率に比例。
・ゼロ磁場下では磁気ゆらぎのために1/T₁は20K以下で増加したが,磁場印加により抑制。
・低温,低磁場域において,¹⁴¹Pr超微細構造相互作用により増強された核磁気に由来した遅いゆらぎを観測。
・0.5Kにいたるまで磁気相転移は観測されず,磁気ゆらぎ角周波数から電子交換相互作用を0.06Kと評価。

シソーラス用語： *ランタン化合物 ,  *プラセオジム化合物 ,  スズ化合物 ,  コバルト化合物 ,  亜鉛化合物 ,  金属間化合物 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  核四重極共鳴 ,  スピン-格子緩和 ,  Korringa関係式 ,  交換相互作用 ,  ゆらぎ ,  温度依存性
準シソーラス用語： *59CoNMR ,  NQR ,  磁気揺らぎ

分類 (2件)： その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (4件)： かご ,  Pr ,  NMR ,  研究