文献
J-GLOBAL ID:202002233021131509   整理番号:20A0271957

Na_2O-CaO-Al_2O_3-SiO_2メルト中のカチオン移動度に及ぼすジルコニウムの影響:多成分拡散とXANES研究【JST・京大機械翻訳】

Influence of zirconium on cation mobilities in Na2O-CaO-Al2O3-SiO2 melts: A multicomponent diffusion and XANES study
著者 (6件):
資料名:
巻: 270  ページ: 394-408  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多成分拡散法に基づく高温カチオン移動度を,1200°Cと1250°CにおけるNa_2O-CaO-Al_2O_3-SiO_2-ZrO_2(NCASZ)システムにおける構造研究と結びつけた。X線吸収分光法(XANES)を用いた構造研究から,著者らの研究の還元ガラス組成範囲において6配位サイトでジルコニウムを決定し,類似組成の四元Na_2O-CaO-Al_2O_3-SiO_2(NCAS)ガラスと比較して顕著な構造変化は証明されなかった。さらに,拡散実験により,4元融液中にジルコニウムを添加すると,カルシウムとナトリウム間の交換に対応する支配的な固有ベクトルに影響を及ぼさないことが明らかになった。ジルコニウムの添加による粘度増加から生じる予想される移動度減少にもかかわらず,本研究で計算された支配的固有値はZrが融液構造中に導入されるとより高くなる。この結果は,ナトリウム移動度がZrの存在によって強化されることを強く示唆している。これはNCASZ融液中の[ZrO_6]2サイトに関連する電荷補償剤へのNCASメルト中のQ3(Si)サイトに関連したネットワーク修飾剤からのナトリウムの構造的役割の変化によって説明される。この改質により,溶融物中のナトリウムと他のカチオン間の結合強度が低下し,移動度が向上した。さらに,拡散マトリックスを適用して,ジルコニウム含有結晶とメルトの間の拡散プロファイルを予測した。マトリックス決定に用いた組成場からさえも,ジルコニウム拡散プロファイルの予測が関連しており,結晶/融液溶解挙動を評価するためのこのアプローチの可能性を実証した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般 

前のページに戻る