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J-GLOBAL ID:202002233159158605   整理番号:20A0337844

純粋なPOPCとPOPC/CHOL二分子層を通る脂質移動の自由エネルギープロファイル:全原子分子動力学研究【JST・京大機械翻訳】

Free energy profiles of lipid translocation across pure POPC and POPC/CHOL bilayer: all-atom molecular dynamics study
著者 (6件):
資料名:
巻: 1290  号:ページ: 012020 (8pp)  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5565A  ISSN: 1742-6588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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CHARMM36力場による純粋な1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(POPC)二分子層とコレステロール(POPC/CHOL)を含むPOPC二分子層の全原子分子動力学(MD)シミュレーションを行い,膜を横切る構造と脂質転移に及ぼすCHOLの影響を調べた。純粋なPOPCに沿ったPOPCとCHOLの移動に対するポテンシャル平均力(PMF)プロファイルを計算した。得られたPOPC転位のPMFプロフィルは以前のMD研究のそれと良く一致し,CHARMM36力場による推定PMFプロフィルが合理的であることを示した。PMFピークは二層中心を超えてわずかに現れることを見出した。POPC転座のPMFプロファイルに及ぼすCHOL効果を明確に観察した。脂質のフリップフロップに対する自由エネルギー障壁は増加し,脂質の脱着に対するエネルギーは減少した。PMFプロファイルにおけるこれらの変化はPOPC/CHOL二分子層の密充填の原因である。CHOL転位に対するPMFプロフィルは,二分子層中心における自由エネルギー障壁がPOPC転位のそれらよりも十分小さく,CHOLが膜中のPOPCと比較して容易にフリップできることを示した。POPC/CHOLシステムにおけるCHOL転位のPMFの場合,疎水性コア領域におけるPMFエネルギーは純粋なPOPC二分子層のそれより高かったが,二分子層中心における自由エネルギー差は小さかった。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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生体膜一般  ,  脂質一般 

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